仕事と将棋



コミュニケーションは仕事の潤滑油と言ったりすることもありますが、皆さんは仕事関係の仲間やお客さんとどのようなコミュニケーションをとられていらっしゃいますでしょうか。

お酒の話や食べ物、旅行の話をすることも多いと思います。そうしたコミュニケーションは仕事そのものとは言えないかもしれません。しかし、そうしたコミュニケーションがないと仕事がうまく進まないこともあるので、仕事を進める上でとても重要だと感じています。私の仕事でもいろんな立場の方とお話をする機会が多いですが、最近、将棋のことがコミュニケーションの話題に上がることが多いように感じます。

そうした人たちの中にはオンラインで将棋をされていらっしゃる方もいますが、対戦相手と対面して将棋クラブで将棋をしているという人が何人かいます。話をうかがうと、そうした将棋仲間から仕事を頼まれたり、また自分が仕事を頼んだりといったこともあるとのことでした。お客様とゴルフに行くといった営業も重要ですが、お客様と将棋を指すといったことも営業になりそうです。趣味と仕事はきちんと分けたいという方もいらっしゃるとは思いますが、私としては趣味が仕事を兼ねるなんてなんかおいしいなと感じています。

そんな中、先日お客さんと趣味の話をしていると将棋の話になりました。書類を確認している間、お客さんをどうしてもお待たせることになるのですが、その間お客さんとしては退屈なので、趣味の話をふって間をもたせようという感じで趣味の将棋の話をしてこられました。「将棋の話きたー!」と思いました。書類の確認をしながらですので、見落としがないように気を付けつつ、以前観に行った「王将戦」という将棋のタイトル戦の話をしたり、将棋界で起きた事件について自分なりの印象を話したりしてお客さんを退屈させないようにがんばってみました。お客さんのお話もおうかがいするとご自身が所属されている団体の中に将棋クラブがあるとのことで、どんな戦法をよく指すのか、また将棋界についての意見等をお話してくださいました。書類の中身についての詳細な確認作業については最終的に1時間以上かかったのですが、待ちくたびれて文句を言われるといったこともなくお客様は笑顔で帰って行かれました。お客さんが帰られた後、将棋が趣味で助かったと思いました。書類の確認作業をもっと早くできるようにがんばろうと思いつつ、そうしたコミュニケーションに使える知識もがんばって増やしていこうと思います。