将棋による地域振興



現在、将棋名人戦がおこなわれていますが、第1戦目は挑戦者の斎藤慎太郎八段が、第2戦目は渡辺明名人(棋王、王将)が勝利しましたね。名人戦の将棋の棋譜を見ても、どうしてその手を指すのか難しすぎてぼくには全然分からないことが多いです。将棋の戦法はいろいろあると思うのですが、大きな分け方として、居飛車と振り飛車という分け方があります。居飛車というのは飛車を定位置(先手は2筋、後手は8筋)に据えて戦う形で、それに対して、振り飛車は飛車を定位置から移動させて戦う形のことをいいます。振り飛車の中で、飛車を将棋盤の真ん中の5筋に移動させて戦う形を中飛車、将棋盤の左から4番目の筋(先手は6筋、後手は4筋)に移動させて戦う形を四間飛車といいます。

ぼくは、四間飛車にして玉を本美濃囲いにする形が昔から好きでした。この形から数手進めて高美濃囲いにしたり、もっと進めて銀冠に囲ったりします。

四間飛車本美濃囲い

将棋囲い辞典(マイナビムック将棋世界Special)の戦型別囲いランキングで振り飛車の囲いの中での人気は、1位本美濃囲い、2位高美濃囲い、3位穴熊囲い、4位銀冠となっています。

四間飛車高美濃囲い

本美濃囲いは玉を囲うのに手数が少なくて済むので、責められる前に玉の囲いを終えることができることも多く、よく使います。持久戦になったときに、本美濃が濃いから高美濃囲い、銀冠に進んでいくことが多いです。その途中で相手方から攻め込んできて、戦いになることが多いです。最初は相手に攻めさせて、カウンターを狙うような戦いがぼくの将棋の好みです。カウンターが決まるととても気持ちいいです。

四間飛車銀冠

昔、子どもの頃は近所の将棋教室に通っていましたが、たまに大阪市福島区にある関西将棋会館にも行きました。将棋会館で扇子を買って、家で将棋を指すときにパチパチ音をさせながら将棋の勉強をしていたのを覚えています。今年、4月28日の産経新聞の記事によりますと、その関西将棋会館が老朽化のため、移転するそうです。新しい関西将棋会館は大阪府高槻市に建設される予定とのことです。令和5年内の完成を目指すとのことのようです。高槻市は将棋での文化振興を目指すとのことですが、高槻市と将棋のかかわりってあんまり聞いたことがなかったので、高槻市のホームページを見てみると、高槻城三の丸跡から将棋の駒がたくさん出土したそうです。また、高槻市にゆかりのある棋士の方もたくさんいらっしゃり、日本で初めて日本将棋連盟と包括連携協定を結んだとのことです。

将棋を介した文化振興を目指す高槻市は将棋の世界では注目の地域になりそうですね。