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今回は静岡エリアブログの
「遠州大念仏は静岡県浜松市の無形民俗文化財」をご紹介します。
遠州地区のお盆に行われる「遠州大念仏」とは？
「遠州大念仏」とは、静岡県の浜松市や、近隣の市町で行われている遠州地方の郷土芸能の１つです。
お盆になると、初盆を迎えた家を回って太鼓や鐘などにあわせて念仏踊りを庭先で披露して供養します。
浜松市の無形民俗文化財に指定されています。
遠州大念仏の隊列
隊列は統率責任者の頭先（かしらさき）の提灯を先頭にして、
笛・太鼓・鉦（かね）の音に合わせて行進します。
笛・太鼓・鉦（かね）・歌い手、そのほかもろもろの役を含めると30人を越す団体となります。
かなりの人数での念仏踊りは迫力があります。
浜松市が中心ですが、磐田市の北部の方でも行われていて、今年のお盆は家の２軒隣が初盆を
迎えていたので賑やかな大念仏の一行が来ていました。
同地区で初盆を迎えて依頼があった家にはその日の内に全て回るようなので、
最終のお宅へ伺うのはかなりの深夜になることもあるらしいです。
近所に来られていた時間も23時を回っていました💦
ちなみに、依頼した家ではこの念仏の方たちを迎え入れるための準備が大変なようで、
念仏踊りが終わると、念仏の隊列の方たちへのおもてなしはもちろんのこと、
これを見物に来たギャラリーの方たちにも飲み物やお菓子などを配り、おもてなしをしていました。
遠州大念仏の由来とは？
遠州大念仏の起源については種々の説があるようですが、通説では、
元亀3年（1572）の三方原の合戦で戦死した武田軍の兵士の霊を慰めるため
徳川家康が僧に命じて始まったものと言われています。
古戦場である犀ヶ崖では毎年7月15日に保存会によって奉納され、三方原合戦の死者を供養します。
三方ヶ原合戦がわかる「犀ヶ崖（さいががけ）資料館」
徳川家康７５年の生涯の中で、唯一の負け戦として有名な戦が｢三方原合戦｣です。
この三方原の合戦の資料を展示してある「犀ヶ崖資料館」というのが
浜松市中央区鹿谷町にあります。
こちらには、陣営がわかるジオラマなどが展示されています。
徳川家康公ゆかりの観光スポット
浜松市のHPには「徳川家康公ゆかりの地MAP」というのが紹介されています。
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/documents/148249/omote.pdf
家康の75年の人生のうち、40年以上を過ごした浜松市には今でも多くのゆかりの地があります。
「犀ヶ崖資料館」を訪れたら、せっかくなので徳川家康ゆかりの地をめぐってみるのもいいかもしれません。
まとめ
今回のコンスタブログは、静岡エリア情報ということで、静岡の遠州地区に残る
「遠州大念仏」についてご紹介しました。
浜松市は大河ドラマにもなった「井伊直虎」や「徳川家康」などのゆかりの地が
たくさんあり、歴史好きな人にとっては魅力的な聖地巡礼ツアーができます。
浜松市のHP「はままつ動画チャンネル」で紹介しています。
浜松市はいろいろなロケ地として使われていることも多く、
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