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今回は「【見付天神裸祭】が天下の奇祭と呼ばれるわけ」ということで、
磐田市エリアの情報をご紹介します。
見付天神裸祭ってどんなお祭り?
見付天神裸祭(みつけてんじんはだかまつり)とは
矢奈比賣神社 (やなひめじんじゃ)の神様が、
遠江国の総社である淡海国玉神社(おうみくにたまじんじゃ)へ
神輿に移され渡御する際に行われる祭です。
磐田市の見付地区で旧暦の8月10日直前の土曜日、日曜日に行われていて、
天下の奇祭と称される矢奈比賣神社の例祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
裸にワラの腰みのを付けた男達が通りをねり歩き、拝殿内で鬼踊りを繰り広げるのですが、
この踊りがもみ合いながら、狂喜乱舞することから奇祭と呼ばれています。
21時になるとそれぞれの地区から見付天神に練りながら向かい始め、
23時過ぎになると裸衆が一定の時間差をつけて見付天神の拝殿に飛び込む。
拝殿内で勇壮に練って踊る姿を鬼踊りと呼んでいます。
そして、日付が変わって0時30分頃になると一発の花火と共に
町中の電気が消され御渡りが始まります。
御渡りとは、真っ暗くなっている拝殿の中で鬼踊りを行っている間を神輿が間を割って出てきます。
そして総社と呼ばれる神社へお渡りになります。
この間は町内の全ての電気を消し、見物客も一切の明かりは禁じられます。
見物客にまで禁じるってすごくないですか?
携帯や、フラッシュも怒られます💧
確か、見物に行ったときには真っ暗な中、お渡りされるのをじっと
見守っていたような覚えがあります。
たとえ携帯が鳴っても、慌てて取ると明かりがついてしまうので我慢します💦
今思うと本当に真っ暗の中、境内周辺に立っていたので防犯上は危険でしたよね( ;∀;)
でも当時は若かったせいか、怖さよりも普段と違うワクワクさの方が勝っていた気がします。
とにかく真っ暗で静寂した中をお渡りしてくる神聖な雰囲気と、
それとは対照的な勇ましい鬼踊りがとても迫力があって魅力的なお祭りです。
見付天神裸祭でよく取り上げられるのは勇壮な鬼踊りの場面が多いですが、
実際には8日間にわたって行われるお祭りで、
祭事始・御斯葉下ろし・浜垢離・御池の清祓い・例祭・裸祭・還御
で構成されています。
それぞれの祭事の詳細は見付天神のHPで詳しく紹介されています。
https://www.mitsuke-tenjin.com/s-taisai
見付天神の名で知られる矢奈比賣神社とは?
通称見付天神の名で知られる矢奈比賣神社は、延喜式神名帳にその名を見る古社
【祭神】矢奈比賣命・菅原道真
【由緒】創立年月不詳なるも延喜式内社
続日本後記、承和7年6月(840)奉授
三代実録、貞観2年3月(860)詔授神階
一条天皇正暦4(993)年菅原大神勧請奉祀
慶長8年、徳川家康により神領50石が寄進
明治6年県社
【神徳】学業成就・健康守護・五穀豊穣
出典元:見付天神裸祭保存会
見付天神裸祭の行われる場所は正式名称は矢奈比賣神社、
「見付のお天神様」として親しまれていて、通称見付天神と呼ばれているため、
「見付天神裸祭」と呼ばれます。
私も以前はこの見付地区に住んでいたこともあって、
もちろん裸祭も何度か見に行ったことがありますが、
矢奈比賣神社が「見付のお天神様」と親しまれることから「見付天神」と言われる
ということを今回初めて知りました。
当時はこの神社は2つの名前があるのかな?
程度にしか思っていませんでしたが、
そういえば「見付のお天神様!」って言ってる神社のCMを思い出しました。
そのくらい地元では「見付天神」で通っているので、
「ん?矢奈比賣神社ってどこ?」って感じです💦
この神社は平安時代以前から続いている古社です。
993年には学問の神様として崇められる菅原道真公を祀りはじめ、
主祭神の矢奈比賣命は助成の神様で、安産・子育て・良縁などのご利益で知られています。
見付に住んでいた頃は、よく初詣に行っていました。
そして菅原道真公を祀ってあるということで、
子供の受験の合格祈願にも行った思い出のある神社です。
「しっぺい太郎伝説」は見付を救った勇気ある犬の物語
見付天神には「霊犬しっぺい太郎伝説」という話が残されています。
しっぺい太郎って名前聞いたことありませんか?
見付の町を怪物から救った勇気ある犬のお話です。
全国各地に残されている「猿神退治」の伝承で、
この“しっぺい太郎”の話はその中でも有名な物語です。
「猿神退治」とは…
生娘を生贄にするように強要する神に対して、
僧や猟師が犬を使ってそれを退治するが、その正体は年老いた巨大な猿だった。というお話。
【しっぺい太郎のお話】
正和年間(1312~1317年)の頃のお話で、祭りの最中だった見付を通りがかった旅の僧が、
毎年この祭の時に一人の娘を生贄として見付天神の神に捧げることで集落の安寧を図っている。
という話を聞いて、その生贄を求めるものの正体を探ることを決心する。
現れたものの正体は妖怪(ヒヒ)で、みんな「しっぺい太郎には知らせるな」と言う。
しっぺい太郎とは信濃にいる犬だったことがわかり、その犬を借りて見付に戻った。
祭の夜、娘の代わりにしっぺい太郎を棺の中に入れて帰り、朝方神社へ戻ると
多くの狒々(ヒヒ)が転がって絶命していた。
そして、見事妖怪(ヒヒ)を退治したしっぺい太郎も多くの手傷を負ってうずくまっていた。
このお話には後日談があり、重傷を負い力尽きて亡くなったという説と、
無事に信濃に帰山したという説があるようです。
見付天神参道の赤鳥居の横には、霊犬しっぺい太郎像が建っています。
見付を救った神様として、見付天神の境内に隣接するつつじ公園内には、
霊犬しっぺい太郎を祀る霊犬神社が建立されています。
日本で唯一犬を祀る神社と言われています。
そして、そんな勇敢なしっぺい太郎は磐田市のイメージキャラクター「しっぺい」になっています(*^^*)
過去の「ゆるキャラグランプリ」では9位にもなったことのあるかわいい実力者です♥
まとめ
今回のコンスタブログは「静岡エリア情報・磐田エリア」をお届けしました。
ちなみに2024年度の見付天神裸祭の日程は下記の通りです。
勇壮な鬼踊りはこれから始まりますよ~!
9月 1日(日) | 祭事始・御斯葉下ろし |
9月 4日(水) | 浜垢離 |
9月 6日(金) | 御池の清祓い |
9月 7日(土) | 例祭・裸祭 |
9月 8日(日) | 還御 |
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