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静岡発【秋♥ガーデンスタイルを決めてテーマに沿ったgardenづくりVer.1】コンスタ

ガーデニング
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📷:fumakilla
hikky
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9月に入ってもまだ暑い日が続いていますが、秋はもうすぐそこまで来ていますよね。
涼しくなって活動しやすくなると、庭仕事が楽しい~♥
Gardenerにとって庭仕事がしやすい気候の春と秋は気分も上がる⤴季節です。

新しく庭をつくる、今の庭をリメイクして雰囲気を変える。
など計画しているときが1番楽しいですね。
でも、やってしまいがちな失敗が、植物でも、雑貨でも、
とにかく自分が好きなものを買い集めて植えたり、置いちゃいました。ってお庭。

どういう庭にするのかイメージができていないまま、
テイストもバラバラでただ目に留まった好きな植物や雑貨などを購入していくと、
統一感のない庭になってしまうかもしれません💧

まず最初に、ガーデンの種類を知って、「どんな感じの庭にしたいか?」という
イメージを固めることが重要になってくると思います。


以前「庭づくりの第一歩は、ガーデンスタイルを決めることから始まる」
と学んだことがあります。

「どんな感じの庭にしたいのか?」という自分の好みはもちろんですが、
庭の広さ、建物とのバランス、管理、メンテナンスのことなども
考えて決めることが大切になってきます。

いろいろなガーデンスタイルの種類と、
その中で今回は「ナチュラルガーデン」についてご紹介します。


ガーデンのスタイルを決める

どんなスタイルのガーデンにするのか?

まず最初に取り組むことは、どんなスタイルにしたいのか?
POINTを書き出してみることから始めるといいようです。

スタイルを決めるときの書き出しPOINT

・どのような植物が好きなのか?
・好みのガーデンスタイルとは?
・庭の広さや日照条件
・建物のスタイルとの調和
・管理・メンテナンスにどのくらいの時間がとれるのか?
・植物の栽培経験はどの程度か?


このように書き出してみると、
庭の環境面、自分の栽培経験、管理に費やせる時間などが見えてきたりします。
雑誌などを見ているとステキな庭の写真に心が奪われ取り入れてみたくなるのですが、
書き出したPOINTとまるで正反対の条件の庭を目指してもなかなかうまくいかないことも……💦
自分のライフスタイルと合ったガーデンづくりから始めてみるのも大切なPOINTとなってきます。

いろいろなガーデンスタイル

ガーデニングスタイルには
「フレンチフォーマル」と「ブリディッシュナチュラル」と呼ばれる2つの大きな流れがあります。


・フレンチフォーマル……イタリアからフランスへと受け継がれた様式の庭園スタイル。
             植物を幾何学的な模様に植栽したもの。
             集合した植物による造形美が魅力の花壇で、
             正方形や長方形に細かく分割された花壇を中心に、
             庭全体をシンメトリーに配置したスタイル。


ブリディッシュナチュラル……イギリスの風土や気候に合った自然のたたづまいを
                 そのまま取り入れた庭園スタイル。
                イギリス独自のスタイルは全土へ広がり、現在に至っています。
                庭の構成のポイントは「整然より自由」「統一より変化」を大切に
                した造園感で、曲線による分割を大切にしています。
               
               

「フレンチフォーマル」スタイルは公園や駅前ロータリーなどでよく見かけます。

「ブリディッシュナチュラル」スタイルは現在も人気のナチュラルガーデン
ボーダーガーデンなどで個人宅にも取り入れやすいスタイルです。

ガーデンスタイルとしては他にもコンテナガーデン、ウォールガーデン、テラスガーデン
ウォーターガーデン、ロックガーデンなどのスタイルがあります。
いろいろなガーデンスタイルを知って、自分好みのガーデンスタイルを見つけてみましょう!
今回は「ナチュラルガーデン」についてご紹介します。

ナチュラルガーデン

ナチュラルガーデンとは、整形スタイルの庭とは異なり、
周囲の自然そのままの風景を移したような庭でナチュラルな雰囲気が人気のスタイルです。


ナチュラルガーデンのポイント


・多種類の植物をバランスよく配置し、さりげない形で自然な感じに見せる。

・1年草だけでなく樹木、宿根草や多年草などを取り入れ、1年を通して楽しめるように工夫する。

・自然なたたずまいを大切にし、人工物の配置を避ける。

・自然の風景に見えるように計算して植栽されているので、
 雑草だらけで管理されていない庭とは異なり、それなりにメンテナンスの時間を必要とする。

・草木の成長を予測して植栽するので、ガーデニング初心者には少し難易度高め。

ナチュラルガーデンにおすすめの植物


*ギボウシ(ホスタ)

古くから親しまれ、海外での人気も絶大です。花も咲きますが、魅力は何といってもその美しい葉です。驚くほど丈夫で、一度植えれば、ほとんど放任で大丈夫です。
・草丈:種類により大小様々



* サルビア スワンレイク

シソ科の宿根草で初夏~秋にかけて白色の花を咲かせる。草姿はコンパクトにまとまり花も密集している。開花後は切り戻すことで再度花をつける。

  • 開花期:9~10月
  • 草丈:約50cm


* バーベナ ボナリエンシス

クマツヅラ科の宿根草で別名を『ヤナギハナガサ』。夏から秋にかけて鮮やかな紫色の花を沢山咲かせる。草丈は1m位と高くなる。

  • 開花期:7~10月
  • 草 丈:約100cm


* セファラリア ギガンティア

マツムシソウ科の宿根草で『ジャイアントスカビオーサ』とも呼ばれる。初夏~秋にかけて淡い黄色の花を咲かせる。

  • 開花期:6~8月
  • 草 丈:約200cm


*ラベンダー グロッソ 

アングスティフォリア系とスパイクラベンダー系との人工交配によって生まれた品種で、香りも良く、育てやすい。ラベンダー苗グロッソは最も香りが強く長続きするラベンダーの1つとして知られ、花穂は長いものでは15cm前後になり濃い紫色をしています。

  • 開花期:6~7月
  • 草 丈:60~80cm


* ガウラ スパークリングホワイト

アカバナ科の宿根草で北アメリカ原産。和名は蝶が飛んでいる様にみえることから「白蝶草」と呼ばれている。
この品種は園芸品種で、分枝が良く、コンパクトにまとまる。
花は白色で開花期が長い。

  • 開花期:5~11月
  • 草 丈:約50cm


*カラマグロスティス・ブラキトリカ

夏の後半から秋にかけて、白い羽根のような穂が出る美しいグラスです。穂の色は初めは白く、季節が進むとピンク色に変わります。
暑さ、寒さ、乾燥に耐えられるので、放任で育てることができます。
・草 丈 : 60~80cm前後


構成としては、樹木(高木or低木)+宿根草+下草類などで合わせて自然の風景になるようにデザインします。

おすすめナチュラルガーデンスポット

ACAO FOREST(旧アカオハーブ&ローズガーデン)


熱海にある海を一望できる
イングリッシュローズガーデン
https://acaoforest.jp/acao-forest/


蓼科高原 バラクラ イングリッシュ ガーデン

日本初の本格的英国式庭園として1990年に
ケイ山田の統一デザインのもと英国人専門家
により創園。
https://barakura.co.jp/

まとめ

ガーデンづくりを始めるときのPOINTと、いろんなガーデンスタイルの中から
今回は自然のままの風景を切り取ったような雰囲気をもつ
「ナチュラルガーデン」をご紹介しました。


ナチュラルガーデンは宿根草などを多く植えこんだりしますが、
植物によって草丈の違いや、株が大きくなって横にひろがっていくもの、
色彩、開花期などが異なります。
それぞれの特徴を書き出してどのように配置するか、
イメージ画などを簡単に書いてから植栽するといいと思います。
好みのスタイルを見つけてガーデニングライフを楽しみましょう♥

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