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静岡発【台風15号 想定以上の爪痕から学んだことは、日常での備えにつきる】コンスタ

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台風15号、すごい雨量でしたね☔
私が住んでいる静岡県では発達した積乱雲が流れ込み続ける「線状降水帯」が発生し、
激しい雷雨になりました🌀

今回の台風は、はじめて身の危険を感じるほどでした💦
私の住んでいる静岡から今回の台風被害について発信したいと思います。


台風15号 深夜の「緊急安全確保」発令

📷:NHK

台風15号が接近した静岡県では発達した積乱雲が流れ込み続ける「線状降水帯」が発生するなどして、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り続き、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を23日夜10時前から午前3時までに16回発表しました。

NHK:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220924/k10013834561000.html


📷:NHK


静岡市ではわずか半日で平年の9月1か月分の雨量の1.4倍に達したそうです。

私の住まいのある地域も夜になって段々雨足が強まり、
警報を知らせる”Jアラート”が頻繁に鳴っていました。

外の様子を見た11時過ぎには、雷雨は激しいものの避難するほどではないと感じていました。
この時点での警報はレベル4。ほんとは避難しなきゃいけないんだろうけど、
周りの家も電気がついてるし大丈夫だろうという判断。

そしてその後こうなる↓

📷:ウェザーニュース


どうやら近くの2つの河川が氾濫危険水域に達したということで出された警報!

ただ、同じ市内だけれども危険地域からほんのちょっとズレているので、我が家はまだレベル4。
避難しようか迷いながら、避難用の荷物は準備しながら様子を見る。
台風情報を検索しながらも、頭の中では翌日の仕事が早朝4時起きなので、もう寝なくては……💦
という思いと、避難所に向かうためには危険な川を越えなければいけない立地なので、
家から出ない方が安全かも……💦などいろいろ考え、家の2階に留まることに。

こういう時って、ほんとに判断に迷います。
避難するかどうか。
ただ、避難した先が安全とは限らない。
ウチの場合は、たどり着く前に川を渡るし、避難所のすぐ側は山があるし。
近所の家の様子や、外の様子が気なっていろいろ考えていたら結局眠れずに
そのまま仕事に行くハメに……💧

近隣の被害状況

一夜明けて被害の状況が明らかになってくると、
やっぱり家に留まっていてよかったと思える状況が。

家の付近には流されたらしき車が道路の真ん中に止まっていたり。

出勤途中の道路はまだ冠水していて、車が動けなくなっていたり。

通行止めの道路も結構あり、かなり迂回しながら出社する状態でした。


そして、家から少し先の地域ではこんなことに……💧

ウチから4km先では土砂崩れで幹線道路が寸断 ( ゚Д゚)
ここ、避難所の近くなんです。
地区の4カ所の避難所の内、3カ所の学校が浸水被害にあいました。
こうなると、どこに避難するのが正解なのかますますわからなくなります。
そして、災害でも地震時と水害時では避難先を変えなくてはダメだと痛感しました。


写真の県道の6カ所が土砂崩れが起きて土砂に覆われている状態で通行止めになっています。
この付近の住宅も被害にあわれていて復旧がなかなか進んでいない状態。
ここよりもっと北部では川が氾濫して、
水位が胸の辺りまで浸水したところもあると聞いていますが、
報道されているのは静岡市清水区の断水状況ばかり。
静岡ではもっと広域でかなりの被害が出ています。


ですがなかなか報道もされず、災害ボランティアを募って復旧に向けがんばっていますが
現状なかなか進まない状態です。それにはこんな事情もあるらしく……。

磐田市長のTwitterコメント

「磐田市も自衛隊要請をすべきという声がありますが、県に相談し、検討してもらってきました。状況をお伝えしましたが、派遣の要件から外れてしまうようで、県道磐田天竜線の道路啓開は、引き続き県が対応していきます。本市はできることを精一杯、県と連携し対応していきます。」


いろいろな事情はあるのでしょうが、県や市の協力で主要道路などの復旧は進んでいくでしょうが、
個人宅までの完全復旧までとなるといったいいつまでかかるのか……。
ちょっと個人的感情ではありますが、毎年のようにどこかで災害が起きている状態なのに、
国葬に16億円も使うとは、腹立たしい感情がずっと残りそうです。



そして、怖いことに台風が去った翌日、
家の周りの流出した土砂を片付けているときにお隣さんから聞いたのは
「我が家の横の道路、24時頃には側溝からも水が溢れて川みたいに流れてたよ」
って聞きました。

車を見ると、駐車場の地面から15cmくらい上まで水位の跡が残っていました。
この状況を我が家では知らずにいたのです (;゚Д゚)💦💦💦

外の様子を見た時にはまだ冠水していなかったのですが、
そこから短時間で道路が冠水し、水位が上がっていたようなのです。

今回、経験したことで感じたのは、こまめに外の状況を観察すること。
避難する場合は、レベル3が出た時点くらいで早めに移動し、
危険な状況ではもう外に出ない方がいいと感じました。

道路が冠水している状態で外にでる危険性は、水流の強さと、
道路と側溝や用水路との境がまったくわからなくなっているので、
落ちる危険性が高い点です。
それが夜ならなおさら危険度は増します!!

やはり、こうなってしまう前に避難するか、
危険と判断したら家の高い所へと垂直避難することだと思います。

実際自分の身に起こると、こういう時の判断力ってかなり難しいと感じました。
日ごろから地域のハザードマップの確認と、避難経路の道中の危険個所の確認、
そしてどういう状況になったら避難するかということを
家族でしっかり話し合っておくことが重要
だと感じました。


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水害に強い家づくりとは

床下・床上浸水などの洪水被害を防ぎ、安心して過ごせる家にするためには
どうしたらいいのでしょうか?

近年水害が頻発し、2021年7月、一般社団法人住宅生産団体連合会(以下住団連)の
「住宅性能向上委員会」が「住宅における浸水対策の設計の手引き」をまとめて公表しています。

浸水想定区分1⇒床下浸水(50cm以下の浸水を想定)を防ぐ対策の手引き

建築基準法で基礎の高さは30cm以上と定められており、実際には40cm程度で作られていることが多い。水害ハザードマップは自治体によって差があるものの、一番浅い浸水深を50cm未満としていることが多く、実際にどの程度になるのかはいまひとつ、はっきりしない。その状況で安全を考えるなら、基礎を50cm以上にすることが対策として考えられる。

住団連「住宅における浸水対策の設計の手引き」


地面より50cm上げるため、
住宅の代表的な洪水対策は【盛り土】【高基礎】の2つだと言われています。


【盛り土】

住宅を建てようと考えている土地に土砂を運び込み、人工的に海抜を高くする方法です。
土地を高くすることで、家を丸ごと洪水被害から守ることができる可能性が高まります。



【高基礎】

住宅の基礎の高さを一般的なものよりも高くすることで、水が床上に届かないようにすることです。
建築基準法における基礎の高さは30cm以上とされていますが、
もっと高くつくることで水害対策になります。


我が家の場合、購入時の土地はすでに20cmほどの盛り土がされ整地されていました。
地盤調査し、地盤改良もしたので安心です。
基礎の高さは40cm。計、60cmほど道路の地面よりも高くなっていることになります。

今回の冠水は15cm程度と推定されるので、住宅への浸水は免れましたが、
もし、もう少し長い時間雨が降り続いていたら……。
もし、近くの河川が氾濫していたら……。
と考えると、住宅連の手引きに示されていた「地面より50cm以上の高さ」
というのはとても重要だと感じました。

ちなみに、給湯器、エアコン室外機等の屋外設置設備の浸水を防ぐ対策もしておくと
被害を防げるそうです。

まとめ


今回は、つい最近自分の身に起こった台風15号による水害についてご紹介しました。
台風は毎年来るものですが、どこかで他人事というか、
自分の地域が巻き込まれるとは思っていなかったところがありました。

今回経験したことで、いかに事前に自分の住んでいる地域のハザードマップ等の確認や、
起こった時にどうするかということを想定して話し合っておくこと。
また、できる対策は平時にしておく。ということの重要性を改めて感じた体験でした。


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