「丸ごと食べる」が健康的~ホール・フード・ヴィーガンとは①

べじらぼ
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ホール・フード・ヴィーガン は 無精製の植物性食品を積極的に摂取します。

白米より玄米、小麦粉より全粒粉など、無精製の植物性食品を摂取することを進める食事法です。

ホールフードは、「whole(全体の)」「food(食べ物)」という意味で、皮も芯も捨てずにまるごと食べるという意味で知られています。

キャベツ・白菜の芯やかぼちゃのワタなども、捨てるところなく全部食べます。  

あまり加工されておらず、添加物も加えられていない食べ物という意味もあります。

食品ロス削減にも貢献できるようです。

無精製の植物性食品は栄養素がたくさん

現代社会における食生活の特徴は、食物を精白して食べていることです。

主食である米も、白米や白パンに変えられて食卓にのっています。

つまり、胚芽を取った穀物を食べていますが、白米よりも玄米、小麦粉よりも全粒粉のほうが栄養をしっかりと摂れるようです。

お米のぬか部分や小麦の表皮、胚芽なども豊富な栄養が詰まっているのです。

ちなみに、精白した米と未精白の米=玄米を水に浸しておくと玄米の方は芽を出しますが、白米の方は腐ってしまいます。

胚芽にはそれぐらい生命力があるのです。

穀物を精白して食べる事は豊富な栄養を取り除いて欠陥食品にして食べているようなものです。

玄米についてはもっと詳しく取り上げようと思いますが、胚芽部分には、ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸、粗タンパク、炭水化物などの色々な栄養素が含まれています。

食物繊維も豊富

更に、無精製の植物性食品は食物繊維を多く含みます。

人間は食物繊維を消化することはできませんし、吸収することも出来ません。

しかし、消化吸収の速度を緩めて血中の血糖値が急激に上昇するのを防ぐ役割を果たしています。

腸内を通る過程では必要としない物質を吸着して外に出すのにも役立っています。

コレステロール値や血圧が下がるなどさまざまな健康効果も期待できるようです。

また、食物繊維を豊富に摂る事は、直腸や結腸のガンの罹患率が低いこととかなり関係しているようです。

食べ方を変えるだけで健康になる

プラントベースホールフード=植物性一物全体食は健康面でのメリットが非常に高いようです。

個々の独立した栄養素が健康に良い影響を与えるという考え方ではなく、

丸ごと食べる(=ホールフード)ことで食物の含有している無数の栄養素が体の中で協力し合って健康な体を作り上げます。

ビタミンや食物繊維が欲しければ、錠剤やサプリメントを摂るのではなく、果物や野菜を丸ごと食べるようにすれば良いと考えているようです。

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