ヴィーガン、セミ・ベジタリアン(フレキシタリアン)に続き、最近話題になっているリデュースタリアンです。
2022年から徐々にトレンドになりつつあるスタイルで、ヴィ―ガンのように完全に肉食、乳製品、卵、動物由来の製品を避けるのではなく、その「摂取量」を減らそうとする人。
セミ・べジタリアンはプラントベースの食生活を軸に柔軟に動物性食品を摂り入れるスタイルでしたが、リデュースタリアンは徐々に動物性食品を減らす人です。
完全に動物食を避けるのは不可能?
すべての動物性食品(牛肉、豚肉、鶏肉、魚、チーズ、卵、牛乳など)を摂る事を辞めるという考え方は、実際には不可能ではないのかと感じます。
美味しい野菜スープに少量のチキンが使われていたり、パンには卵が使われていたり、出汁にも動物性の成分が含まれていたり。売られている便利で手が出やすい食品や弁当には動物食が含まれているものが多いです。
完璧主義になって徹底的に取り組むと修行者のようになりそうです。
好きなものを食べるか、健康のために食べるか。
完璧を目指すと好きなものを奪われてしまったような感じになったり、これまで利用していた店に行けなくなったり(今まで注文していた料理が頼めなくなるかも)、周りの人も協力はしないかもしれません。
特に夕食の食卓に肉や魚がないと満足のいく食事をしていないと感じる人は意外と多いです。
食習慣を変えようとしているだけなのに思ったよりかなり変化が大きいのです。
ベジタリアンやヴィ―ガンの考え方を取り入れた食習慣は非常に健康効果があるにも関わらず、大部分の人は真剣に考えていない、考える必要がないと思っています。
研究結果について関心はあるが大好きな肉食はやめられないと。
肉はどこまで排除すべきか
完全に証明されているわけではないですが「摂取する動物性食品の割合が少なければ少ないほど、健康効果が高い」ということが示されているようです。
「できるだけすべての動物性食品を避けるように努めること」
食べ物の中に動物性食品がほんの少し含まれていても気にせず、できるだけ長期的に野菜中心の食習慣を楽しんで取り入れられるように前向きに捉える事が大事になりそうです。
習慣を変えるということはどんな場面でもかなり厄介。
実践すると色々な壁にぶつかったり、心理的な負荷などもあります。
期間限定でもリデュースタリアンから経験してみると色々な良い体験、気づきを得られるかもしれません。
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