「ぼんくら」は江戸長屋ミステリー

テレビ
画像出典:NHKぼんくら
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どうも、テレビ大好き「まいてれ」管理人のtamaです。

今回はNHK BSプレミアムで放送中のドラマ「ぼんくら」について語ります。

このドラマ、実は2014年に放送されたドラマの再放送。

江戸の長屋を舞台にした人情ドラマと思いきや、複雑に絡み合った人間模様とミステリーの要素もある作品です。

日曜日に大河ドラマをBSで18時から観ていると、その後に始まるため、そのまま見てハマってしまったというわけです。

tama
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BSプレミアムでは金曜日20時と日曜18時45分からの2回放送されてます!

「ぼんくら」はどんなドラマか

宮部みゆきの小説が原作のこの作品。

長屋に暮らしている住人がある事件をきっかけにして、次々と引っ越していきます。住人だけでなく、その長屋を切り盛りする役目である「差配人」までいなくなる始末。

町の同心である平四郎は、事件を調べていくと何やら地主の陰謀が見え隠れしてきます。なんとか謎を解明しようと乗り出しますが、これがなかなか。

八百屋殺しを皮切りに、次々に消えていく長屋の住人。不審に思った見廻り方同心・平四郎は、住人たちへの同情も手伝い、独自に事件の裏を調べ始める。甥の弓之助の知恵を借りながら探索する平四郎は、やがて事件の裏に、17年前に起こったある事件の謎が隠されていることに気づく。その秘密を握るのは地主の湊屋総右衛門……。
NHK公式サイトより

子役が大活躍!

平四郎には子供がいないため、甥っ子である弓之助と共に事件の解明に乗り出すのですが、この弓之助が切れ物で名探偵コナンばりの名推理を展開し、平四郎を驚かせます。

弓之助は子供ながらの思考と大人の思考を併せ持っていて、見たことや聞いたことを自分なりに解釈し、平四郎に伝えます。

この解釈がいつもピタリと当たってしまうのがすごいんです。かわいい顔して末恐ろしい子です。

ほかにも、どんな長文で難しい言葉が使われていようと、言われたことを丸ごと暗記できる「おでこ」という少年も登場し活躍します。

人情が命の長屋

長屋というのは集合住宅の形態で、壁を隔てて横並びに複数の住人の家があり、それぞれに玄関がついている家。


文化デジタルライブラリーより引用

住人同士で付き合いがあり、世話を焼いたり焼かれたりして人情に厚いのが長屋のいいところ。

必ずいるのが世話好きで長屋の心となる存在の人。「ぼんくら」ではお徳という煮売屋を営む女性がそれに当たります。

どんないざこざの場にも必ず居合わせて、あれこれ手を貸してくれる彼女を利用して悪巧みをする存在も。

出演者も個性豊か

平四郎を演じるのは岸谷五朗さん。お徳を松坂慶子さん、地主に代わって長屋を管理する差配人には風間俊介さん。岸谷さんに協力的な面々として、音尾琢真さんや亡くなった大杉漣さんも出ています。

どうも全ての諸悪の根源ではないかとされる役は最近、悪役が多い鶴見辰吾さん。鶴見さんが出てくると”何か企んでるな”と思ってしまいます。


Webザ・テレビジョンより引用

私としては、大好きだった大杉漣さんが見られることも感慨深いです。

tama
tama

大杉漣さんの死亡を知った時は泣いたなあ・・・

まとめ

江戸時代の長屋ミステリー「ぼんくら」再放送も、残すところあと2回となってしまいました。

前回の放送では差配人の佐吉が飼っているカラスが大きな役割を果たしていました。

この先、弓之助の名推理と平四郎によって全てが解決するのか、期待しましょう。

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