リトルシェフ☆キッチンスタジオ10月の内容は
ジャックオーランタンのパンプキンパイです！
みなさんは、ジャックオーランタンのお話、ご存じですか？
アイルランドの古いお話だそうです。
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昔むかし、ジャックという名前のズルくて、うそつきのお酒好きな男がいました。
ジャックはハロウィンの夜にも散々酔っ払って、地獄から来た悪魔と出会いました。
悪魔はジャックの魂を取ろうとしましたが、ジャックは悪魔に『魂をあげるから最期に好きに、酒をを飲んだり、遊んで暮らさせてくれ』と頼みます。
悪魔はその願いを聞き入れ、コインに化けました。
するとなんと、ジャックは十字架でコインを抑えつけると自分の財布に悪魔をとじ込めてしまったのです！
降参した悪魔は、10年間ジャックの魂を取らないと約束して、ジャックは悪魔を解放することにしました。
こうして10年間、遊びくらしたジャックですが、約束の10年後悪魔は再びジャックの前に現れたのです。
ジャックとの約束通り、魂を取ろうとする悪魔にジャックは言いました。
『最期の食事に、あの木のりんごが食べたいんだ』
本当の最期の望みを叶えてやろうと思った悪魔は、りんごをとりに木に登りました。
ジャックはその隙に、持っていたナイフで木の幹に十字架を刻み込んだのです！
十字架のせいで木から降りられなくなってしまった悪魔は、ジャックに言われ、地獄へ連れて行かないという契約書を書きます。
時は経ち、ジャックは寿命でこの世を去りました。
しかし生きている時の行いが良くなかったジャックは天国には入れてもらえず、トボトボと地獄へ行きます。
すると、ジャックと契約をしたあの悪魔が現れて言うのです。
『ジャック、君を地獄へ連れて行かないと契約したから、君を地獄には連れて行けない』
天国にも地獄にも行けなくなったジャックは困り果て、悪魔にどうしたらいいのか聞きます。
悪魔は元に戻るように言います。
しかし、一度死んでしまったジャックは生き返ることはできません。
仕方なく、来た道を引き返そうとしますが、道は暗く前も見えません。
ジャックは悪魔に灯りを分けてほしいとお願いし、優しい悪魔は地獄の小さな炎を分けてくれました。
この灯りを消さないようにと考えたジャックは、足元に転がっていたカブをくりぬき、その中に火を入れて、ランタンの代わりにしました。
ジャックは今もどこにも行けず、あの世でさまよって歩いているそうです。
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お話の中ではカボチャではなく、カブになっていますね。
このお話はアイルランドの古いお話となっていますが、アイルランドまたはスコットランドのケルト民族の伝承と言われているようです。
元々はカブのランタンだったそうですが、ケルト民族のアメリカ移住によってカブからカボチャに変わっていったそうです。
ご好評により、②16：00〜の回は満席になりました！ありがとうございました。
①14：00〜の回はまだまだ入れます！
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