拝啓、
パン好きの皆様
本日は。隠れた名店“いのパン店”をご紹介します。
本日、素晴らしくいパン屋さんを発見し、興奮を隠しきれず、筆を取った母ことアシママです。
何度かお店の前は通っていたのですが、いつも店内に商品はなく、営業しているのか、していないのか分からなかったパン屋さんですが、
本日午前中にお店の前を通ると、なんとも香ばしい香りに、立ち止まらずにはいられず、
パンをこよなく愛する我がととともに、入店し、一目見た瞬間、勝利を確信した母でした。
店内には、母好みのハード系のパンや、あんぱん、惣菜パン、クロワッサン、食パンなどが並び、『私を迎え入れて』、『いや、私は焼きたてよ』、などと母を誘惑するパン達。
そんな母を他所目に、我が子は、子どもに、取って、と言わんばかりの低い位置にある冷蔵のショーケースから、アンパンマンジューズを取り出し、母に、差し出す。
母は、マンがつかないあんぱんの方がいい理由を伝える時期がとうとうやってきたと思い、迷わずあんぱんをトレイに乗せたのは言うまでもありません。
最近、トラックで売りに来ていた母の予想を遥かに超えた柔らかさを持つメロンパンを食べて以来、メロンパンというメロンを微塵も感じさせないパンにも魅了されており、こちらも一ついただくことに。
最後に、カゴの中に無造作に積み上げられた、一等地のおしゃれなパン屋のバケットを思わせる、ハード系を、レジのご婦人に注文することにしました。
娘さんがパンを作り、お母様が販売をお手伝いされているのか、とてもゆったりと、優しさに溢れた接客が心地よく、『一個しか覚えられないから』と、唯一のバケットの注文を聞き返してくる憎めないお母様にお支払いを済ませ、レジの隣でエコバックにパンを入れ直していると、まだほんのり暖かい。
あんぱん。
フルーツや野菜の旬は2週間と言われているなか、パンの旬があるとするなら、今。
このタイミングは逃せるはずもなく、お店の前に置いてある、こちらで、旬を味わいください。
と促されているかのようにさりげない演出のベンチと椅子達。
まんまと誘導され、座って頂くこととなりました。
外観これが、本物の、あんぱん。
母は、とうとう我が子に、マンなどついていない、本当のあんぱんを食べてもらうことができ、
その時の我が子の顔は、アンパンマンを見た時の比ではありませんでした。
まだほんのり温かなあんぱん。
生地の、表面は、卵でコーティングされていないマットな質感のコッペパンのようでいて、
底は少しオイルがついているので、もしかしたら、焼くときに、バターを下入れて、餡を乗せて焼いているのか、
底の部分が少しサクッとして、パンはしっとりもっちり。餡は甘すぎず、ずっしりと満足のいく量が収められている。
こんな小さなパン屋で、餡にまで拘っているのかと、感動させられた。
我が子と半分(母は少し多め)だと、足りない、後を引く美味しさ。
もう一個を平らげてしまいたい気持ちを抑え、家路を急ぎ、家に着くや否や、清潔になった手で、
我が子と共に、2個目に手を伸ばしてしまった母。
止まらない。
もいう誰にも止められない。
この生地でこの美味しさ。バケットは?ねえ?外側はパリパリザクザクしているの?中はもっちりなの?
この気持ちを止められるはずもなく、世界一美味しいパレスチナ産オリーブオイルを用意し
大胆にも、豪快に手でちぎって見せた母に、『うわーなんでー?』と嬉しさを隠しきれない表情を見せてくる我が子。
美味しいものはこんなに人を幸せにするのか。と思わずにはいられない笑顔を見せてきた。
まずは待ちきれない我が子へ、そして、母の番。
期待通りのパリ、ザク、という音と、香ばしい香り、旬が終わりそうなうすら温かさを残したもっちりとした生地。
サイコーやないですか!
思わずこんな言葉が出てしまうほど期待を裏切られる美味しいさ。
広尾や青山にあっておかしくないレベル。
都内の美味しいと言われるバケットはほぼ食べ尽くしてきた母ですが、
いのぱんさん。このレベルのパンが品川区のここにひっそりと。。。
穴場を見つけたような嬉しさが込み上げ、母は、母、そう、我が子の祖母に電話をかけた。
我が子と母は、ビデオコール中にも関わらず、食べる手が止まらず、
美味しいもを食べている姿を見せるという、自慢にも似た嫌味なことをしてしまったと。。。
こんなに美味しいパン屋さんですが、後で、ネットで調べてみると、口コミもよく、
週休3日という強気な営業スタイルで、この界隈では幻のパン屋と呼ばれている名店。
売り切れ次第終了。夕方に通ると商品がないことに納得。
健康のことを考え、朝は、パンから、オートミールに切り替えていたのですが、
また来週、あのパン達と、母娘に会いに行ってしまいそうなくらい虜になった母と我が子です。
親子なのかは伺っていないので、私の推測に過ぎません。
店内撮影は、他のお客様がいらっしゃらない時に伺うと、笑顔で快諾しくださいました。
ありがとう。いのパン。
そして今後、末長く、我が子共々、よろしくお願い申し上げます。
いい意味で期待を裏切られるパン屋を見つけ、嬉しさを隠せず、
今、まさに、キッチンの上の方で見え隠れする、バケットに手を伸ばすか、葛藤しながらこの記事を書いている母です。
アシママ


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