ここのところ、寒くなりましたね。
しかし、子どもが暑くて眠れないというんです。
発熱かと思いきやそうではなく、確かに触ってみると足の裏はしっかり温かい。
私は肌寒いくらいに感じているのにどうして?
子どもは体温が高いのでそのせい?それにしてもおかしいなと思って調べていくと「陰虚」でした。
■ 陰虚とは
東洋医学でいう「陰」は、体を潤し、冷まし、落ち着かせる側のエネルギーです。
その陰が不足すると、体と心が乾き・熱を帯び・落ち着きを失う状態になります。これが「陰虚」です。
つまり――
陰虚とは、体を潤す「水(津液)」が不足している状態
乾燥しやすく、ほてりやすい
■ 主な症状
陰が足りないと、体は乾き・熱がこもります。具体的には:
身体のサイン
- のぼせ、ほてり(特に午後・夜間の頬の熱)
- 手のひら・足の裏・胸のあたりが熱い(五心煩熱)
- 口や喉の渇き、夜間の口渇
- 便秘・尿の濃縮(少なく濃い)
- 汗が少ない、または寝汗
- 舌が赤く、苔が少ない(乾いた舌)
心のサイン
- 落ち着かない、不安、イライラ、焦燥
- 眠りが浅い、夢が多い、夜中に目が覚める
- 思考が空回りしやすい(熱と乾きによる心火)
■ なぜ陰虚になるのか
陰は「時間をかけて養われる」もの。
ところが、現代の生活ではそれを削る要因が多いのです。
- 過労・夜更かし
陰は「夜・休息・静」の中で養われるため、夜更かしや慢性疲労で容易に消耗します。 - 慢性的なストレス
怒り・焦り・不安といった「陽の過剰」は、内側の潤い(陰)を燃やしてしまう。 - 乾燥・発汗・過度の運動
体液(津液)を失う行為も陰を減らします。 - 辛いもの・アルコール・コーヒーの過多
これらは身体を熱し、潤いを飛ばす。 - 加齢・慢性疾患・更年期
特に腎陰が減ると、全身の陰が支えられなくなります。
■ 対策と養生
1. 静けさを取り戻す
- 眠りを最優先に。22〜23時までに床へ。
- 音・光・情報の刺激を減らす。
- 心を鎮める時間(瞑想・呼吸・湯浴)を意識的に取る。
2. 潤いを与える食養生
陰を養う食材は、しっとり・穏やか・少し甘味のあるものです。
- 白きくらげ、梨、黒ごま、くるみ、百合根、銀杏、黒豆
- 山芋、れんこん、豆腐、豆乳、はちみつ
- 魚介では、牡蠣・ホタテ・白身魚などやさしい旨味のもの
避けたいのは:
- 辛味(唐辛子、にんにく、ねぎ)
- コーヒー、アルコール
- 夜のスマホ・夜食
3. 「腎陰」を守る生活
- 無理をしない
- 温かくしすぎない(熱をためない)
- 静かな喜びを味わう(感情の波を小さく保つ)
我が家でやったこと
冷凍しておいた黒豆を食べたり、黒米をご飯に混ぜて炊く、れんこん、豆腐、長芋、はちみつレモン黒ごまを摂る。
家にある季節のもので、無理なく食養生。
面白いのはその時に必要なものって自然に摂っているんですよね。
豆乳やれんこんはすでに摂っていました。
人間の体ってすごい。
あとは最近していなかった背中をとんとんしたり寝かしつけ。
オトナはちょっと落ち着こうと意識できますが、子どもに落ち着くように言っても難しいですからね。
早く寝るようにしてるけど、寝付けないって言ってるので、そのくらいしかできることない。
腎虚で面白かったのは「歌いすぎ」。
まさに子供が最近よく歌っていて、しかもなんかガサガサした乱れた歌い方だったので、腎虚だと確定しました笑
時間をかけて潤いを戻すことが肝要。
焦らず、ひとつひとつ「冷ます・潤す・休む」
寝つきが良くなってきました。

