Japandi（ジャパンディー）という言葉をきいたことありますか？
「Japanese（日本の要素）」と「Scandinavian（北欧の要素）」からできた造語で、
シンプルで温かみのある北欧テイストに和のテイストがミックスされたインテリアです。
日本と北欧の意外なインテリアの共通点があるようなのでご紹介します。
日本のインテリアの特徴
「侘び寂び」というように素朴で質素なものに美しさを見出し、
「間（ま）」という特有の空間的美意識があります。
い草や、障子、天井や壁の仕上げなどに自然素材を取り入れ、
シンプルにできる限り物を少なくし、選び抜いた数点を置くことで、
心落ち着く空間を作り出します。
北欧のインテリアの特徴
北欧では日照時間が短いことで家の中で過ごす時間をとても大切にしています。
外で過ごす時間が少ない分、家の中に植物や自然素材を取り入れたり、
インテリアに上質な素材を使用して、快適で居心地のいい暮らしを重要視しています。
窓の外が薄暗くても気分が上がるように、
鮮やかな色のアクセントウォールやポップなファブリックアイテムを
用いるのも北欧インテリアの特色です。
また、北欧ではヒュッゲという癒しの時間を大切にしている文化があります。
「快適な時間」を過ごすために心地いい空間づくりをしています。
https://kanrisu.space/shabby-studio/jitakudehyuggewotanosimuga-denn/
日本と北欧がmixされたJapandi（ジャパンディー）
日本の「和」に見られる「間」のシンプル、ミニマリズム、「侘び寂び」の文化と、
北欧の機能性を重視しながら自然素材を上手に取り入れたシンプルでスタイリッシュなデザイン。
暖かみの中に洗練された風合いを感じる空間がジャパンディの特徴です。
・天然素材をふんだんに取り入れる
・ベースは、アイボリーやブラウン、グレイなどソフトで落ち着いたカラーでまとめる
・アクセントになるアイテムを数点飾る
植物やドライフラワーを使って彩を添える
色味や「間」の余白に物足りなさを感じた時には、観葉植物や
ドライフラワーを飾ることで家の中に自然を取り入れ、
よりジャパンディスタイルに仕上がります。
オージープランツのドライフラワーなどはベーシックカラーで、
自然にインテリアに溶け込み、個性的な姿をしているのでインパクトがあります。
ドライフラワーは和花から洋花まで多種あるので、
うまく取り入れるとインテリアのアクセントに一役買ってくれるのでとってもオススメです。
ドライフラワーとして楽しめるオージープランツ
近年、オーストラリア原産の植物グループ「オージープランツ」を
楽しむ「オージーガーデン」が流行りですが、
その中でもドライフラワーとして楽しむことができるオージープランツをご紹介します。
・バンクシア（「グレヴィレア・ロビンゴードン」や「グレヴィレア・ピーチズアンドクリーム」
は耐寒性が強く、日本の気候でも比較的育てやすい品種
・ミモザ
・ユーカリ
・リューカデンドロン
・スモークツリー
・フランネルフラワー……
オージープランツを育てるちょっとしたコツ
- 水はけのよい土を好む
- 高温多湿が苦手
- 日光が大好き
- 肥料は好まない（特にリン酸）
植える場所と、土づくりがポイントです。
自宅で、庭植えの植物がステキなドライフラワーとして楽しめたらとっても楽しいですよね。
今年はオージープランツを植えて、ぜひドライフラワーまで楽しんでみてください❤
オージープランツは耐寒性が弱い品種もあり、
日本の冬の季節にはしっかり防寒したり、
暖かい窓辺などに取りこむ必要がある場合があります。
日差しや解放感たっぷりなインナーテラスがあれば、
冬の間は日々成長を近くで楽しみながら育てることができますね。
お客様のご希望に沿ったお家づくりのお手伝いをします！
「お客様が暮らす為のオリジナルな家を創りたい」
とのご希望を持っておられるお客様は是非一緒に家創りをしたいと思います。
「たてコデ」へお気軽にご相談ください。
まとめ
今回は「ジャパンディー・インテリア」ということで、
日本と北欧のそれぞれのインテリアの特徴。
そして融合された「ジャパンディー」の特徴として、
・天然素材をふんだんに取り入れる
・ベースは、アイボリーやブラウン、グレイなどソフトで落ち着いたカラーでまとめる
・アクセントになるアイテムを数点飾る
といった特徴をご紹介しました。
ベースカラーが落ち着いた色合いなので、アクセントになるような観葉植物や、
ドライフラワーなどで装飾するのもオススメです。
