仕事と家庭の両立セミナー。

久喜市

セミナーを聞いてきました。

先週、こちらのセミナーに参加してきました。企業向けの内容なのですが、色々ありまして市役所の担当者の方から「よかったらどうぞ参加してください」とお声がけいただき、参加しました。

場所はこちら。

セミナーの場所はこちら。多分、築年数は50年くらいかな??

建物の中に入るのは2,3回目です。建物自体は、子供の頃から見慣れています。この建物の向かいは、沼のある公園になっているのですが、子供の頃両親と一緒に来たり…小学生の頃は、歩いてこちらの講演へ遠足に来たり…という慣れ親しんだ公園です。

仕事と家庭の両立。

企業の人事労務担当者の方向けの内容でしたので、私が聞いてすぐに仕事に役立てられる…という内容ではなかったのですが、人事労務という仕事の大変さとか、そういう、今まで私にとって知らなかった内容を、講師の方から聞くことができて、とても貴重な体験となりました。

また、講師の方自身の、ブラックだった中小企業を、如何にホワイトな会社へ変革していったのか?無理じゃないのかというブラック体質…具体的には残業や休日出勤は当たり前、先輩社員に後輩が気軽に聞ける雰囲気にないため、技術や知識の継承があまりされておらず、その為に負担を抱えて数年で退職していく負のループ……という状態だった会社を、現在では「女性管理職もいて、時短勤務制度も導入、有給取得もきちんとされており、従業員同士でシフトの融通をしあって、長時間労働もない」という働きやすい会社へ変えた経緯が、短時間でまとめられていて本当に聞いていて面白い(と言ったら講師の方に失礼ですが)セミナーでした。

多分、この時間では話したりない内容が沢山あったんじゃないかと思いました。

これからの、人手不足の時代に……

既に、あちらこちらで人手不足のニュースを聞くようになりました。

今月末には、これまで分野が絞られていた「特定技能2号」という外国人労働者の労働分野が一気に拡大されます。

それによってある程度は人手不足は解消されるかもしれません。しかし、日本国内にいる、働いていない生産年齢人口の方や、過重労働にある人達を放っておいていいわけでもありません。

この日のセミナーは、主に「今会社に在籍している人、その人達を、如何に退職に向かわせずに、このまま自社で働いてもらうか。それによって、採用活動や教育をしなくてすみ、またベテラン社員が長くいてくれることで、自社の技術や知識が後輩へ継承される。そのことこそ、企業が長く存続していく為に必要なことでは?その為には、長時間の残業をしなくて良いようにし、家庭の事情で欠勤する人等、「多様なライフスタイル」にも寄り添った労働体系にしていかなければいけないのでは?」といった切り口でのお話でした。

日ごろ、こういった話を聞く機会が全くない私にとってはとても有意義な数時間となりました。

紗葉

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