日本語ボランティア育成講座。

ボランティア

学習者と一緒に参加。

こちらは、2日間の有料の講座ですが、今回私は学習者さんと一緒に、外国籍住民の立場…という感じで参加してきました。

当日、会場となっている最寄り駅で撮った写真です。

歩いて会場へ。

こちらがこの日の会場。児童館、図書館、スポーツができるスペース、障碍者がやっているカフェ、市役所の出先機関(健康保険や税金等、簡易な手続きならここで平日であればできます。この日は日曜だったためお休み)などが入っている施設です。

まずは、打ち合わせ?事前の説明。

この日、学習者である外国籍の人の役目は2つのグループワークに参加すること。

そのうちの1つは、普段日本に住んでいて、日本語を話して、全ての情報に簡単にアクセスできる私達日本人ですが、試みとして逆の立場になってみよう!というグループワーク。「避難所に来ました。そこには皆さんの母語で書いてある用紙が置いてあります。日本の人達は、皆さんの母語はわかりません。でも、その言葉で書いてある内容を、皆さんは、普段お話する速度で、相手の反応などは気にせずに話してください。そして、多分日本人は「え?なになに?」という反応をすると思います。その時、2回目は、相手の日本人にわかるように、あなたの母語でゆっくり、場合によっては翻訳アプリやジェスチャーなどを交えて、日本人がわかるように説明をしてあげてください」これが外国籍の人の役目。

ふむ。確かに私たちは、普段日本に暮して、何の不自由もなく、色々な情報を手に入れてるけど、外国籍の人にとっては、そこにたどり着くまでにものすごい大変な人もいるんだよなあ…と改めて感じました。このグループワークでは、立場が逆になったことで、少し彼らの気持ちを理解できるグループワークになるかもしれないと感じました。

2つ目のグループワークは、今度は主導権は日本人に戻ります。

この施設の中を、日本人と一緒に巡り、それぞれ、「これはどんな設備?」「これはいつ使う?」「この漢字はどんな意味?」など、日本人から説明・案内をしてもらう、というもの。今回、一緒に行った学習者の方は、来日約半年で、少しなら日本語がわかる…という人達でした。

グループワークその1

「あなたの母語で、普通に話す速さで」。用紙は、「避難所に来た」という想定になっていて、「名前・住所・性別・連絡先・今いる場所」などを記入すると言うものになっています。

日本語なら、すぐに読める・わかるのに、いざ違う言語になっていると、「え?これはなんと読むの?」と戸惑っている方が多かったです。そして学習者さんのほうも、戸惑っている日本人に対して「普通に話す速さで」という指示だったにもかかわらず、1回目からゆっくり話したり、英語などのお互いにわかる言語を使ってしまったり…優しいんですよね~(^_-)-☆

グループワークその2は、↓へ続きます★

ボランティア育成講座・続き – ハンドメイド&言葉 「はんこと」 (kanrisu.space)

紗葉

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