ボランティア育成講座・続き

ボランティア

ボランティア育成講座の続きです。

日本語ボランティア育成講座。 – ハンドメイド&言葉 「はんこと」 (kanrisu.space)

↑前編はこちらです。

非常食って、食べたことある?

グループワークその2へ行く前に、休憩をとりつつ、災害時の非常食を食べてみましょう、という試みもありました。私も乾パンを少しいただきましたが、私の記憶にある乾パンとは違って、「ロングライフパン」という感じの食感でした。これなら、お年寄りやお子さんも食べやすいなあ…という感想です。

また、ほかの非常食についても、概ね昔より味が改善されていて、そこまでまずいという物はないようでした。こういった非常食は、そもそも自国にはない、という声もありました。

グループワークその2

2つめのグループワークは、学習者ひとりと、ボランティア育成講座受講の日本人二人で、高階市民センターの中にある、色々な施設・設備について実際に見て回りましょう、というワーク。

こちらは、入り口を入って、階段のところから見たロビーです。なかなか広くて採光も良い明るいロビーです。

こちらは、障がいのある方が運営に携わっているカフェです。そんなに広くはありませんが、軽食の提供と、店内には障がい者施設で作られた商品なども販売しています。

こちらは2階の図書館です。この入口からだと、こぢんまりした図書館なのかな?という印象ですが、中は意外と奥行きがあって、かなりの蔵書があります。建物ぜんたいが採光が良く明るいので、いつも落ち着いて本を選んだり閲覧できる図書館です。

3人一組で、色々な施設や設備を見たり、聞いたり、巡りました。

約20分、3人一組でセンターの中を見てまわりました。20分経ったら、講義室へ戻ります。

そのあとは、実際に見たり聞いたりしたことについて、紙に書いて3人でまとめましょう!の時間。

グループによっては、外国籍の方の日本語、ならびに日常使っている母語が、日本人にうまく伝わらなくて苦心しているグループもありました。それでもお互いに相手の言っていることを理解しようと、色々なツールを駆使して歩み寄ろうとしていました。

司会の方が「そろそろいいですか?順番に、外国籍の方に発表していただきましょう。難しい場合には日本人の方が発表でもかまいません」とのことで、順番に感想や感じたことを発表です。

私と一緒に参加した学習者の人達は、これまで、職場、もしくは買い物へ行ったときの店員くらいしか、日本人と接したことがない人ばかりだったと思います。職場では、どんな相手かお互いにある程度知っているし、店では、客に対して店員は常に気遣いをして先回りしてくれますが、講座では、自分が知っている言葉や、色々なツールを駆使してどうやって気持ちや意見を伝えるか?という練習になったんじゃないかな?と思います。

と同時に、私もまた、学習者に対する姿勢や日ごろの接し方の、良い点、悪い点、色々見えたような気がした講座でした。

紗葉

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