新しい学習者さんが来ました。
先日、来日3か月と言う、アジア系の男の子が新しく参加することになりました。
教室への参加は2回目ですが、自宅でかなり文字を書く練習をしていたようで、ひらがなをいくつか覚えていました。
ひとりの学習者さんがある程度できるようになった頃に、また新しい参加者が入って来て…そして家庭の事情や仕事の事情で、別の人はここから去っていく…そんな流れがなんとな~くできあがっている感じです。
なんと、ついにWIFIが!!!
以前から市に要望を出していたwifiが、ついにここに導入されましたーーーー!!ありがたや、ありがたや……。
これで、こちらの参加者のようにまだ日本語での会話がなかなか難しい参加者とも、ネットの画像や翻訳アプリを使って、最低限のコミュニケーションが取れます。
と言っても翻訳アプリに頼ってばかりは危険なのは、もちろん承知しています。
実生活では、翻訳アプリは観光客ならいいけど、そこで生活しているなら、やはり相手からの言葉に、瞬時に対応できなくてはいけないと思います。
みんなきみのみかただよー。
中には、「日本語覚えるなんて別に」とか「自分は母国へ戻って生活したいのに」なんていう気持ちの未成年の学習者もいるんですよね…。まあね、親の都合で一方的に「日本で暮らすぞ!」って言われてもね…。
この写真の男の子は、とっても素直で、こちらが提案した日本語学習アプリも、すぐにスマホに取り込んでいました。きっとすぐに日本語が上達して、日本社会になじめるんじゃないかな。
日本で暮らす未成年者の誰もが、日本が好きなんてことはないでしょう。無理に好きにならなくてもいい。でも、生活する以上はほかの人と会話が成立しなければ生きていくのはとってもたいへん。だから、覚えるのが遅くても怒らないって決めているんです。
これは、ボランティアを始めた時、自分の中で決めたこと。
怒っていたら、委縮して話せなくなってしまうと思うから。
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