雨に濡れて青みが増す苔は、梅雨時の今が最も見頃です。
近年苔の人気が高まっていて、ルーペを持って集まり「苔・観察会」
を開催していたりするほどのブームにもなっています。
ガーデニング初心者の方は、まずは苔の鑑賞スポットに出かけることから
スタートしてみませんか?
今回はそんな苔の魅力を深掘りしていきたいと思います。
苔の種類を知って用途にあわせた鑑賞
苔はあまり光を必要としないので室内で育てることができ、
インテリアとしてお気に入りの場所に飾って
いつでも眺めることができるのが魅力の1つです。
今は通販でもいろいろな種類の苔を購入することができるので少し紹介したいと思います。
ヒノキゴケ
背が高くてフワフワとした見た目で、テラリウムにピッタリ。
環境がいいとグングン背を伸ばす特徴があるようなので、
苔テラリウムを作る時には、細長いガラス瓶を使用するのがポイント。
ハイゴケ
背が低く、苔玉作りにピッタリ。
他の植物とも組み合わせやすいので、苔テラリウムにもおすすめ。
ハイゴケは日光を好む性質ですが、直射日光が当たる場所では葉焼けを
起こすので注意が必要です。
また、光の強さによって黄緑色~濃い緑色まで色の変化を楽しむことができます。
スナゴケ
あらゆる環境の耐性をもっているため、苔玉、苔テラリウム、苔庭、苔盆栽など
いろいろと使えます。
上から見ると小さな星が集まったように見えるのが特徴的です。
タマゴケ
とても人気の高い苔。
まん丸の胞子体を付けることからタマゴケの名前がついています。
かわいい見た目で苔テラリウムなどに使われることが多いです。
人気の高い「コケテラリウム」とは
苔の鑑賞方法はいろいろありますが、中でも人気の高い鑑賞方法が「苔テラリウム」です。
苔テラリウムとは、小さな苔の世界を容器の中で湿度を保ちながら育てる方法です。
湿度を保てるガラス容器の中は苔にとって快適な環境。
あまり強い光を必要としない苔は、文字が読める程度の明るさがあれば育てることができます。
リビングやデスクに置けて、誰でも身近にある材料で作る事ができるのが魅力です。
苔テラリウムの育て方
【置き場所】
・室内の直射日光が当たらない明るい場所
・LED、蛍光灯でも育てることが可能(8~10時間程度必要)
【水やり】
・2~3週間に一度、霧吹きで水やりします
・土が湿った状態を保つようにします
【肥料】
・基本的に必要なし
【換気】
・フタを閉めたままでも大丈夫ですが、1日5分間程度換気すると丈夫に育つようです。
【メンテナンス】
苔が伸びてしまったら、カットします✂
科ッとすると脇芽が出やすくなります。
苔が茶色くなった部分は切り取って取り出しておくと、カビ予防になります。
進化する「苔図鑑」
苔は身近にある植物です。
身近すぎてあまり注目することはないかもしれません。
でも、せっかくなら憂鬱な梅雨も目線を下の方に向けてみると、
青々とした苔の魅力にハマるかもしれません♥
苔・鑑賞スポット
昨今、苔を目当てに森や神社などをめぐる苔マニアが急増しているようです。
日本蘚苔類学会により「日本の貴重なコケの森」に選定されたスポットをご紹介します。
苔の洞門(北海道)
ビロードのような苔が美しい支笏湖にある原始林
奥入瀬渓流(青森県)
名画のような自然の美景の大パノラマ
十和田湖を水源とする、約14kmも続く美しい渓流。
川に沿って遊歩道が整備され、点在する滝や清流など、数々の絶景が楽しめる。
御岳山ハイキングコース(東京都)
天狗岩からの沢登りが人気の山頂には武蔵御嶽神社や展望台がある
まとめ
今回は「苔ブーム到来!」苔の魅力を深掘り「コンスタ」ということで、
梅雨の時期の今だからこそ楽しめる「苔」についてご紹介しました。
苔は湿度を好む植物ですが、私たち人間はジメジメが苦手なひとが多いですよね💧
そんな方に朗報です!
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