My Homeを建ててから、家の外壁塗装が必要な時期になりました。
外壁塗装と合わせてウッドデッキ、ウッドフェンスの塗装も依頼することにしました。
劣化が激しい部分があったのでプロの方にやっていただくのですが、
調べてみるとウッド製品のメンテナンスは知らなかったことも多かったので、
順次ご紹介していきたいと思います。
今回は「屋外木部塗装の豆知識第3弾・塗装のスケジュールと工程」
ということで前回の豆知識「道具」編に続き、今回で完結の
「塗装手順」についてご紹介します。
業者に点検してもらったところ、ウッドデッキは腐食箇所があったので、
専門的な下地処理(ケレン)や部分的な木材交換が必要となりました。
塗装前の補修工程~塗装工程までをご紹介します。
塗装スケジュールをたてる
1日目 ・高圧洗浄
・乾燥
2日目 ・補修、下地処理
・清掃
・養生
・塗装(1回目)
・乾燥
3日目 ・塗装(2回目)
・乾燥
*塗装作業は3日間予定しておけば仕上がりがきれいな塗装ができるようです。
無理して1日ですべてを終えてしまおうとすると、
施工不良につながり残念な結果になってしまうことも…。
余裕をもったスケジュールでおこなうと、品質的にも費用対効果の高いメンテナンスを
行うことができるのがポイントのようです。
手順1 高圧洗浄・乾燥
高圧洗浄機を使用する時は水圧でウッドデッキが傷ついてしまうので、
必ず10cm以上離して使用することがポイント。
ウッドデッキを洗浄したら最低でも4時間以上は乾燥時間を設けて、
ウッドデッキを完全に乾燥させてから次の工程に移行する。
手順2 補修・下地処理
腐食箇所があれば、部分的に取り除いて新しい木材に交換するなど、補修工事をします。
次に全体の下地処理を行います。
電動サンダーorハンドサンダーを使用して下地を整えます。
#80のサンドペーパーで1mm~2mmほど目荒らし程度に傷をつけ、
#240のサンドペーパーで表面を整えるとキレイに下地調整を行うことができます。
手順3 清掃
下地調整で出た削りカスをウエスなどを使って拭き取ります。
削りカスが残っていると、塗装の塗りムラなどの施工不良に繋がるので
しっかり行います。
手順4 養生
塗装する前に養生をします。
ウッドデッキと外壁の境目やサッシの周りなどをマスキングテープやビニールで養生をします。
少し面倒な作業ですが、これを手抜きすると塗料がいろいろなところについてしまい、
あとでとても後悔することになります(我が家は過去に経験あり…💦)
手順5 塗装①+乾燥+塗装②+乾燥
ウッドデッキは塗りにくいところから塗装をして行くのが基本の手順になります。
手すり→木材と木材の隙間→コーナー部分→平面という順番で塗っていきます。
手すりや、すき間部分などは「ベンダーハケ」という木と木の間の狭い部分を
塗るのに適しているハケを使うととても便利だと教えてもらいました。
1回目の塗装を塗り終えたら乾燥時間を設けて、2回目の塗装をして完成になります。
まとめ
今回は、「屋外木部塗装の豆知識第3弾・塗装のスケジュールと工程」ということで
ご紹介しました。必要な道具を揃え、工程をもとにスケジュールをたてて行うことがpointです。
塗装後にトップコートも施してもらってきれいによみがえったデッキ✨✨
これで、普段の手入れは水洗いくらいで大丈夫とのことです。
今年の夏もここでいただくビールがおいしそうです🍺
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