秋はガーデニングの季節♥ということで、
前回の「テーマに沿ったgardenづくりVer.2では「ボーダーガーデン」
をご紹介しました。
今回はテラスで楽しめる。マンションでもベランダで楽しむことができる
「テラス・ベランダガーデン」についてご紹介します。
テラス・ベランダガーデン
テラス、ベランダガーデンとは、テラスやベランダなどの限られたスペースで、
植物を育てて楽しむことです。
庭がなくても、省スペースでガーデニングを楽しむことは十分に可能です。
今回は、「ジャンク」というテーマに沿ったテラス・ベランダガーデンについて
ご紹介します。
ジャンクガーデンとは?
「ジャンク」とは、一般的に「がらくた」という意味。
ガーデニングの中に、サビた雑貨などを取り入れたり、
古びたアンティークの小物を飾ったり、
アンティーク調にリメイクした「リメ缶」などを使って
“ジャンク”な要素を取り入れたガーデンのことをいいます。
ジャンクガーデンをつくるポイント
・ジャンクガーデンに似合う植物は、多肉植物、サボテン、エアプランツなど。
・サビを活かした小物を使ってディスプレイする。
・かわいいポップな小物より、男前な小物アイテムをセレクト。
・色使いはあまりカラフルにせず、多くてもポイントとなるカラーを2~3色に留める。
・植物と雑貨の融合でイメージに近づけて作り上げる空間。
ジャンクガーデンに取り入れたい素材のプランター
ジャンクガーデンにはいろいろなパターンがありますが、
ジャンクガーデン独自の特徴は、錆と古びた感じです。
アンティークのような古びた感じを出すのに使いたい素材↓
・ブリキ(錆びついていたら尚よし)
・風化した木材
・リメ缶
・モスポット
・グラスファイバー製のポット
ジャンクガーデンにあう植物
今回のテーマは「ベランダ・テラスガーデン」なので、
この空間にあうジャンクテイストの植物をチョイスしてみたいと思います。
ベランダ・テラスガーデンは地植えではなくコンテナ栽培になると思いますので、
耐寒性などがなくて冬は室内に取りこまないといけない植物でも楽しむことができます。
ジャンクのイメージにあうサボテンや多肉植物にサビ感があり、
古びた感じのプランターを合わせることで雰囲気がつくれると思いますが、
細々とした植物の中に、ポイントとなるような植物をいくつか配置すると
メリハリが出ると思います。
アガベアテナータ
アガベの中でもトゲがなく、柔らかなイメージなので人気です。
優しい色調の葉は肉厚で放射状に広がっています。
存在感があり、成長すると2~3Mほどになるので1鉢あるとジャンクガーデンのシンボルになります。
ビカクシダ(コウモリラン)
樹木や岩などに付着して成長する着生シダ。
原種は18種あると言われている。
鉢植えでも楽しむことができるが、
コケ玉や板付けなど、様々なスタイルで楽しむことができるのも魅力の1つ。
種類にもよりますが、生育最低温度が5℃程度の種類は冬の時期を除いて屋外で栽培が可能。
この ”ビカクシダ”我が家でも育てていますが、
なんといっても魅力は葉の個性的なフォルム。
かっこいいのはもちろん、とにかく見ていて飽きない!
種類によって姿形が変わるので、1つ育てるとまた違う種類の子をお迎えしたくなるほど
魅力的な植物でイチオシです。
また別の機会に「ビカクシダ特集」をしてみたいと思います (*^^*)
ハオルチア オブツーサ
多肉植物は全般、ジャンクガーデンに似合います。その中でも変わり種として人気なのが、
ちょっと見た目が独特で脳みそのようにも見える「リトープス」や、
透明感のある“窓”といわれる葉柄が美しく、
宝石のような魅力のある
「ハオルチア オブツーサ」
どちらも観賞価値が高いです。
エアプランツ
エアプランツは土がなくても育つので、いろいろなディスプレイが楽しめます。
生育最低温度が5℃程度なので、冬以外なら屋外で育てられます。直射日光は避け、明るい半日陰で育てるのが適しています。
ジャンクガーデンに仕上げるために取り入れたいアイテム
ガーデンラックやフラワースタンドなどを使って、
高低差を出して空間に立体感を作ります。
また、差し色となるカラーを雑貨などでうまく取り入れます。
オランダ アンティーク木箱
重ねて飾り棚として使用したりすると
高低差が出て
空間に広がりが生まれます
スツールをモチーフにしたシンプルな
風合いのブリキスタンド
高低差を出せば
空間に広がりが生まれます
スチール シェルフ
アンティーク風の木材とくすんだカラーの
スチール素材がジャンクガーデンにmuch
アメ車Fordのエイジング加工された
ブリキプレート
アンティークな雰囲気がジャンクガーデンに合います。差し色としてブルー、オレンジ、レッドなどのアイテムを入れると効果的
まとめ
今回はいろいろなスタイルのガーデンの中から
「ジャンクテイストのベランダ・テラスガーデン」をご紹介しました。
ベランダやテラスの限られたスペースでも十分にガーデニングを楽しむことができます。
自然と風化してサビてきたブリキ缶を使ったり、
自分でリメイクして作ったリメ缶などで飾ってみたりと、
常に楽しみながらお気に入りのgardenに仕立てていくことができます。
そして年月が経てば経つほど雑貨などが劣化してきて、
それが味わいになるというのも魅力の1つですね。
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