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静岡発【アルフォンス・ミュシャ】秋の美術館めぐり「コンスタ」

静岡発【アルフォンス・ミュシャ】秋の美術館めぐり「コンスタ」 外構・テラス・ガーデニング
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hikky
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秋はみなさんにとっては何の秋ですか?
私の場合、食欲は秋だけでなく年中なので、秋はやっぱり芸術の秋です。

夏から秋へと季節が変わって雲の形状、空色が変化していくと、
夏の風景に1枚フィルターがかかったように感じます。
気温も下がって心地いいと感じる季節なので、
芸術にふれたいという気持ちが芽生えるのかもしれません。

今回は秋の遠足👣ということで、少し遠出して芸術鑑賞を楽しむことにしました。

芸術の秋、行先は大阪に決定

行先はずっと行きたかった大阪です。
なぜ大阪……?
それは、私の大好きな画家「アルフォンス・ミュシャ」
の絵画めぐりをしたかったからです。

ミュシャは人気が高く、いろいろな都市で展示会が催されていますが、
大阪の堺市にある「アルフォンスミュシャ館」は
その名の通りミュシャの館で、常時ミュシャが鑑賞できます。
年3回テーマに合わせた展示をして来場者を飽きることなく
楽しませてくれる美術館だと検索してヒットしていたからです!

ということで、秋のプチ遠足は大阪に決定‼
仕事が連休を取りにくい職場なので、遠足は日帰りで行くことしかできず、
しかも翌日は朝4時起きで出勤です……💧

18時頃には帰宅したいので、朝6時出発で向かい、
滞在時間5時間ほどの弾丸ツアーを計画しました(;’∀’)

アルフォンスミュシャとは

アルフォンス・マリア・ミュシャ
(Alfons Maria Mucha、1860年7月24日 – 
1939年7月14日)は、チェコ出身でフランスなどで
活躍したグラフィックデザイナー、イラストレーター、
画家。アールヌーボーを代表する画家で、
多くのポスター、装飾パネル、カレンダー等を
制作した。ミュシャの作品は星、宝石、
花(植物)などの様々な概念を女性の姿を
用いて表現するスタイルと、
華麗な曲線を多用したデザインが特徴である。           出典:Wikipedia

堺 「アルフォンスミュシャ館」

最初の目的地は堺市の「アルフォンスミュシャ館」です。

堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたアール・ヌーヴォーの代表的画家アルフォンス・ミュシャ アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いたアール・ヌーヴォーの代表的画家です。ミュシャは、現在の

ここは1番の目的地だったので、旅の最初に行くことにしました。
ちなみに、はじめは自分1人で気楽に行くつもりでいたのですが、
家族に「ちょっと大阪行ってくるけど……」と話したら、
意外にも「行く行く~」と話にのってきたので、
旦那と長男と私の3人旅に急遽変更。
これが後々やっかいなことになるのですが……💦

とりあえず無事に出発し、目的地の「アルフォンスミュシャ館」に到着です。

📷:アルフォンスミュシャ館
📷:アルフォンスミュシャ館

アルフォンス・ミュシャ館とは

堺が世界に誇るミュシャ・コレクション

堺市は、株式会社ドイの創業者 故土居君雄氏(1926-1990)が収集した
約500点にのぼるアルフォンス・ミュシャの作品を所蔵しています。

土居氏はミュシャの実息ジリ・ミュシャ(イジー・ムハ)氏との公私にわたる
親交によって、ミュシャの祖国(現チェコ共和国)では観ることができない
大型の油彩画や下絵など、貴重な作品を加えた厚みあるコレクション形成に尽力し、
1989年にチェコスロヴァキア文化功労最高勲章を授与されました。

氏の没後、コレクションは堺市に寄贈され、1994年より
ポルタス堺アルフォンス・ミュシャ・ギャラリーにて、
2000年より当堺市立文化館アルフォンス・ミュシャ館にて展示公開されています。

アルフォンスミュシャ館より出典

そう、どうしてもここに行きたかった理由は圧倒的な所蔵数。
そして年3回の開催される企画展では、テーマにあわせた作品が堪能できます。
しかも、マークがあるところでは無料の音声ガイドで
解説を聞きながら楽しむことができます。
自分のスマホで聞きながら見て回れますよ。
一般\550とお安いのも魅力的です❤

アルフォンスミュシャ館 ギャラリー

アルフォンスミュシャ館


hikky
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ミュシャの作品の多くは
「リトグラフ」
で作られています。
リトグラフは版画の技法のひとつです。


リトグラフ印刷機
四季(1896):秋

1896の四季の中でもこの「秋」が気に入って以前購入。
54×103cmとかなりの大判で、実は場所をとる……💦


鏡になっているのもミュシャ。その奥もメディアという作品

「アルフォンスミュシャ館」で1番見たかったのが
この「ヒヤシンス姫」です。
撮影不可だったので、この画像はAmazonから
お借りしたポスターものですが、
実際のリトグラフは色彩がとてもきれいで
しばらく見とれちゃいました❤❤❤
ポスターや画集とはまったく違ったので
足を運んだかいがありました✨✨
やっぱり、大好きな作品です。

                            📷:アルフォンスミュシャ館

大阪中ノ島美術館

アルフォンスミュシャ館を出て、次の目的地は道頓堀。
ベタですが私以外の2人は大阪が初めてなので、ランチは道頓堀で大阪名物を♥
と思って、道頓堀へ向かいました。

しかし、事件はここで起こったのです。
電車を降りる少し前、なんだか長男の様子が少しおかしい……。
「体調悪いの?」と聞くと
「お腹の調子が良くないから、お昼ご飯は食べない」
という恐ろしい返事が……。
長男は腸疾患を患っていて、
食事をするとしばしばトイレから出られなくなることもあります。
それがこんな時に限って……💧
朝から1日歩き回るのに、エネルギーチャージができないとは……💦
でも、まさか食べられない長男の前で自分たちだけが食べるわけにもいかず、
急遽来た道を戻り、次の目的地の中ノ島美術館へ向かいました。
(粉もん食べたかったぁ~)

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館公式ウェブサイトです。 19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な美術・デザイン作品を中心に、約6000点超のコレクションを所蔵。様々な展覧会を開催しています。

コレクションの概要

大阪中之島美術館では、19世紀後半から今日に至る日本と海外の代表的な
美術作品を核としながら、地元大阪で繰り広げられた豊かな芸術活動にも目を向け、
4900点を超えるご寄贈作品と購入作品をあわせた6000点超の
コレクションを所蔵しています(2021年4月現在|寄託品を除く)。

コレクションは、洋画、日本画、海外の近代絵画、現代美術、版画、
写真、彫刻、デザインなどの領域にわたります。
とりわけ佐伯祐三の名作、モディリアーニの裸婦像、
具体美術協会のリーダー・吉原治良の作品、海外作家の代表作などは、
国内外で高く評価されています。
これらの作品はコレクション展を中心に、
大阪市内外で開催してきた60回を超える展覧会で皆さまにご覧いただいてきました。

また、所蔵品の貸し出しも行い、これまで3000点以上もの作品が国内と
海外の美術館800ヵ所以上に出展されてきました。
2012年にはサントリーポスターコレクション(約18000点)が
寄託品として加わることで、
すでに収集している家具や食器などとともに
世界有数のデザインコレクションが形成されました。
今後もさらなるコレクションの充実を図ってまいります。

中ノ島美術館より出典

開催中の展示会

2022・11月現在開催している展示会は
「ロートレックとミュシャ パリ時代の10年」
ロートレックとミュシャがパリで
活躍した1891~1900年までの
10年間に焦点を当て、
共通して取り組んだ石版画ポスターを
中心に展示してあります。
一般:\1600
            

音声ガイドは
俳優の溝端淳平さんが担当。
手持ちのスマホなどで
無料で聞けちゃいます。

中ノ島美術館ギャラリー

ムーランルージュ:ラグリュ


hikky
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この2点はどちらもロートレック。
ミュシャの多色使いな色彩とは違って、
こちらは少ない色数でシンプルに
描かれている感じがしますが、
必要最低限の線だけで看板ダンサーを描き、観客を黒いシルエット、
照明は黄色で塗りつぶすという
大胆な構図がロートレックの
代表作となっています。


アンバサドールのアリスティードブリュアン
ジスモンダ
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はい、でました!
「ジスモンダ」「ジョブ」
中ノ島美術館には
これを見に来ましたぁ~♥
ジスモンダはミュシャがはじめて
制作したポスターで、
このポスターの成功を
きっかけに売れっ子になっていった
代表作です。
実物は216×74 cmと
とても迫力のある作品です。
そしてジョブ~♥
JOB社の巻きたばこの宣伝ポスター
なのですが、大胆な構図と
優雅な女性の巻き髪がとても
魅力的な作品です。
実物の巻き髪は色彩が立体的で
とても美しかったです。


JOB

ミュシャ作品の特徴は、大胆な構図、
アール・ヌーヴォーに象徴的な
草花・幾何学模様・文字の装飾です。
そして太い曲線と、細い曲線の使い分け。
しなやかな女性の表情は
見ていてうっとりしてしまいます。

      📷:中ノ島美術館

感性を養う

やはり本物に触れるというのはいいですね。
こころがざわつき、感性が養われたような気がします。
感性を養い、磨いていくといろいろなメリットがあるようです。


メリット

  1. 良質な人間関係を築きやすい
  2. 価値観や視野が広がる
  3. 感動できるようになる
  4. 思いやりが育まれる
  5. 仕事に活かせる


感性を育てるための磨き方

  1. 行ったことがない場所に行く
  2. 様々なことに興味を持つ
  3. 創作を始めてみる
  4. モノに触れる
  5. 感性が豊かな人と話をする
  6. 心に余裕を持つようにする
  7. 具体的な理由を考える

まとめ

今回は「アルフォンス・ミュシャ秋の美術館めぐり」ということで、
大阪にある美術館をめぐってミュシャの魅力を
存分に味わった旅をご紹介しました。
ただ、心残りなのは大阪名物が食べられなかったこと💧
せっかちな旦那が帰りの新幹線の時間を見て、あと〇分だから!
というのであわてて軽食を買って、
お土産も見られずに大阪を後にしたのでしたぁ~(;_:)

ミュシャは大好きな作家の1人です。
1枚作品をもっているのですが、
引っ越しをしたときにそのまましまい込んでいました。
しかも子育てに追われる日常の中で美術作品を
鑑賞するなんて暇もなく、すっかり忘れていた感じです。

少しずつ自分の時間も持てるようになり、
ヒュッゲという新しい趣味を見つけたおかげで、
「絵を鑑賞しながらおいしいお酒を飲む」
というところからまたミュシャにつながりました。

私は自室やベランピングが趣味の仲間入りをしたので、
そこで鑑賞しています。
外からの視線が気にならない素敵なバルコニーや、
趣味の部屋なんてあったら没頭できますね♥

「たてコデ」はそんなお客様のご希望にお応えします。
施工ギャラリーではそんなお家をご紹介しています。
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