明日は節分。

日本語

せつぶんということで。

外国から来た人たちの中には、日本の行事にやたら詳しい人もたまにはいますが、ま、たいていはそこまで詳しくありません。というか、日本の行事なんて全然知らない人がほとんどです。

明日は節分です。

関東では節分には大豆を炒ったものを、家の中や外にまき、そして豆を年の数だけ食べると言うならわしがありますが、土足の場所でそれをやると、全ての豆が食用不可となり、もったいない…。

北海道や東北の一部では、殻付き落花生を使うところもあるのだとか。

落花生で豆まき。

少し邪道な感じもいたしますが、土足の場所で、となると、殻付き落花生なら拾って食べられる。

スーパーで、殻付き落花生を買ってきました。

ほかに必要な物と言えば。

豆だけでも、まあ「節分の豆まき」はできますが、どうせなら、鬼のお面があった方がいいですよね。…というわけで、ネットのフリーサイトから、鬼のお面を印刷し、輪ゴムと画用紙を使ってお面を作成しました。

節分とは何ぞや、の説明から。

私が親から聞いた話とあまり大差なかったけど、念のため、ネットリサーチで節分の由来や、節分にやるべきことなどを調べました。間違った情報を教えてしまうのは良くないので。

ーー節分とは立春の前日を指す。節分には「鬼は外、福は内」と言って豆を投げる。その際鬼に対しても投げる。それから、年の数だけ豆を食べると、その年一年健康に過ごせると言われている。恵方巻という太巻きの寿司を食べる人もいる。ーー

ここまでの説明にしました。本当は、節分は旧暦の大みそかにやる「追儺」という物が変化した物だったり、旧暦の立春が正月だったりとか、まあ色々あるんだけど、それを説明しても多分すぐにはわからないし、だったらもっと実用的な言葉を教える時間に割いた方がいいなあ、と。

さあ、豆まきしますよ~。

くじ引きで鬼の役を決めて、「どうぞ」と言ったけど、微動だにしない鬼(の役の外国人)。そうでしたね、鬼はどういう動きをしたらいいか、それも説明しなくちゃいけないですね。あちこちに逃げてくださいね、と言いました。1回目は、「鬼は外、福は内」なんて言わず、落花生を鬼役に投げつける人達www

「これは、節分の豆まきですから、ちゃんと、掛け声を言ってくださいね。ここに(節分の説明のためのパワーポイントも作って、その中に掛け声も書いた)あるでしょう?」

2回目、別の人に鬼になってもらいました。今度は、掛け声を言いながら落花生を投げていました。

「もう一回やりたいです」とのことで、3回目のループ。私としては、2回目でおしまいと思っていたのですが…ま、楽しんでくれてたようで何よりです。

終わった後は、落花生を拾って、食べました(^_-)-☆

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