
今年はいつまでも気温が高い日が続いていて、11月に入ってもなかなか
冬に向かっていくという感じがしないですね。
予報では暖冬になるということですが、冬が来ないということではないので、
急に気温が下がってもいいようにしっかりと冬に向けての準備はしなければいけないですね。
10月はまだまだ暑い日が続いていたので、様子を見ていた植物の植え替えですが、
もうそろそろ始めてもよさそうです。
しっかりと根を張るには目安として6週間ほど。
冬になる前にしっかり根を張ることで、耐寒性も強くなるので、
まさに今がチャンス!
これ以上先延ばしにするとしっかり根が張れず、冬越しできないことも…。
植え替えや、新たに植物を植えたり、秋のガーデニングを楽しみましょ~。
多年草を植える適期は春?それとも秋?
春も秋もどちらも適期なのですが、おすすめは「秋植え」だそうです。
私はどちらの季節にも植えていたのですが、最近の気候の変化もあるのか、
春植えした多年草が夏にやられ、夏越し出来ずに失敗してしまったことがありました💦
なぜか?原因がわからないままでいたら、ある記事に答えが載っていたのです!
宿根草は寒い冬でも根が動いて成長を続けています。
出典元:おぎはら植物園
根がよく張った状態で春を迎えると、
そこからの花期には本領発揮してたくさんの花を咲かせてくれます。
そして根がよく張った状態であれば花が終わった後も体力が残り、
暑い夏も乗り越えていけます。
暑さで夏に宿根草を枯らしてしまう、そんな経験のある方は、秋植えをお試しください。

なるほど!
春に植えた株の根がしっかり成長していない状態で、
今年のような酷暑を迎えると夏を乗り切れないってことだったのね…。
一昔前の感覚だと、植物を植えるのに1番の適期は”春”って感じだったけど💧
これからも暑い夏が毎年やってくると思うと、秋が1番のガーデニング適期ってことかなっ。
鉢植えの植え替えのタイミングっていつ?
1年草は花の開花時期が終わったら植え替えると思いますが、
植えっぱなしでもOKな多年草はどのタイミングで植え替えをするのでしょうか?
👇
*鉢植えの植物は、成長が鈍ってきたり、水はけが悪くなったり、
鉢の裏側の鉢底穴から根が見えたりしたら植え替えが必要です。
今の鉢より、ひと回り大きなものに植え替えます。
*観葉植物などの地上部が大きい植物は、植え替えの時に刈り込みをしたり、
枝の間引きをしたりします。
植え替えの直後は根からの水分の吸収が少なくなるので、
地上部も小さくして葉からの水分の蒸散をへらして回復を早めます。


根が回ってしまっていて窮屈そうだった「ビカクシダ」も一回り大きい鉢に植え替えしました♥
宿根草って何?花の時期が終わった後は?
多年草の中でも、苦手とする時期には地上部が枯れて
休眠状態に入るタイプの植物を「宿根草」と呼びます。
宿根草はそのままでも毎年花を咲かせてくれて、
ローメンテナンスでとても重宝する植物ですが、
より充実した株に育てて翌年にたくさんの花をさかせるためには少し手入れが必要です。
地植えの宿根草はお手入れをするの?
*下葉の処理
根元の枯れた下葉は取り、虫や細菌のたまり場にならないように風通しを良くしておきます。
剪定をしておくと、翌年形のいい状態に仕上がります。
*肥料
ゆっくりと長生きする宿根草は栄養が多すぎると
生育スピードが早くなりすぎて軟弱に育って短命になってしまいます。
宿根草は適した土であれば肥料を必要としません。
肥沃でもなく、痩せてもいない。
ちょっとだけ痩せぎみ?くらいの土が適しているようです。
*水やり
真夏の時期に乾きすぎている場合を除いて水やりをする必要はないです。
おすすめの宿根草


今回おすすめするのは
ジャパンフラワーセレクション2019-2020 ライフデザイン特別賞受賞
を受賞した「シクラメン・ジックス」です。
このシクラメンは一般的なシクラメンと違って、花弁が反転せずに傘状に開花します。
ガクが花弁をしかりと押さえているため、花もちがとてもよく、
花弁があまり落ちることがないというのが特徴です。
(私も今年初めてこのタイプのシクラメンを購入したのですが、
植えて3週間くらい経つと思うのですが、まだ1度も花弁が落ちていません✨)
霜が当たらない軒下に置けば戸外でも栽培可能です。
室内では冬場15℃以上の高温の場所を好まないので、
出来る限り涼しい場所に置きます。
シクラメンは多年草なのでしっかり夏越しさせると翌年もまた咲いてくれます。
シクラメンの夏越しの方法は2通りあります。
・休眠させる
・休眠させない
最近の日本の夏は異常気象で今まで以上に酷暑の日が多く、
高温多湿が苦手なシクラメンにとっては乗り越えるのが大変な環境です。
休眠させない方法に比べ、休眠させる方法の方が育てやすく夏越しさせやすい
と言われているので、今回は休眠させてしまう方法をご紹介します。
シクラメンの花の時期が終わったら徐々に水をあげる回数を減らしていき、
春の終わり頃になったら完全にストップさせます。
地上部に葉が残っていても水はやりません。
枯れた葉は摘んでおきます。葉が完全に枯れたら風通しの良い日陰に置きます。
夏でも涼しい場所で管理します。
8月の下旬から9月頃になると、またシクラメンの生長が始まります。
生長が始まったら水やりを少しずつ増やします。
寒くなって室内でシクラメンを育てるなら、こんなところがぴったり!

適温は10~15℃なので、冬の日中はできるだけ窓際などの暖かい所に置き、
夜間になったら外気に触れないよう窓から離れた場所に
移動してあげるのがよいとされています。
インナーテラスなどがあれば最適な環境ですね。
まとめ
今回は秋のガーデニング作業についてご紹介しました。
秋は行楽シーズンでもあるのでおでかけしたりと忙しいですが、
ちょっと油断するとすぐに厳しい冬が来てしまいます。
この時期に手入れをしておくことで、来年以降もまた楽しませてくれるので
がんばってやっておきたいですね。
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