街はすっかりクリスマスムードでロマンチックになっていますね。
どうも、「まいてれ」管理人のtamaです。
今回は1年間の長きに渡り、私を楽しませてくれたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の最終回について語ります。
早くもすっかりロスです。
目次
北条義時「報いの時」
いまだかつてこれほどまでに身内を殺めた大河ドラマも初めてでしたが、あれほどまでに衝撃的なラストを迎えた作品も初めてではないでしょうか。
見終わった後、悲しみと驚きとショックが渋滞し、感情が追いつかずしばらく放心状態で動けませんでした。思い出すといまだに胸が詰まる思いです。
源頼朝の死後、これまで何かと理由をつけて謀反に見せかけて身内の命を奪い続けてきた義時は最終的に最愛の姉、政子に命を絶たれるなんて・・・
最期まで生への執着を見せる義時でしたが、もう誰も殺してほしくないという政子の思いがあってこその行動だったのかもしれません。
執念を見せる小栗さんの演技が凄まじかった
最終回「報いの時」をご覧いただきありがとうございました。
見逃した方、もう一度見たい方は ぜひ #NHKプラス でご覧ください。
▼配信ページはこちらhttps://t.co/dnQ6d4mhoS
※配信期限 : 12/25(日) 午後9:00 まで
※要ログイン#鎌倉殿の13人#小栗旬 #小池栄子 pic.twitter.com/lRNGXudZpS— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 18, 2022
敵だらけで誰に暗殺されてもおかしくない義時にとっても他の誰でもなく最愛の姉に殺されたことは本望だったのではないかと思うのです。
息子 泰時への思い
最期を迎える前に雅子と語り合っていた時に「自分が悪人になることで後を継ぐ泰時が光り輝く」と言った義時。そこには父としての深い愛情が感じられました。
彼ならきっと立派に後を継いでくれると確信があったのだと思います。
自分とは違って、穏やかな世を作ってくれるだろうという想いもあったのかもしれません。
脚本家 三谷幸喜さんにしてやられた!
NHKの番組出演時に三谷さんが「アガサ・クリスティを意識させるような衝撃的ラスト」と語っていた通り、まさにサスペンス!度肝を抜かれました。
とはいえ、最終回には笑いどころもしっかり作ってくれていましたよね。
冒頭から来年大河ドラマの主役となる家康が吾妻鏡を読むシーンが登場したりと、神谷さんならではの演出もありました。
確か真田丸の時は、真田丸から戦況を見ている幸村が次の年の大河の主役となる井伊家の部隊に触れていましたよね。
「新撰組!」や「真田丸」も良かったですが、この作品も記憶に残る作品となりました。
タイトルの本当の意味
タイトルに出てくる13人とは頼朝亡き後の頼家を支えるべき、案件の決定を頼家が決定する前に評議をする重臣の数だと思っていました。
最初は5人だったのにあれよあれよと気がつけば13人に。
でも最終回で義時が「身内を13人も殺した」というようなことを言っていたことから「ん?待てよ」となるわけです。
どうも「鎌倉殿の13人」とは重臣の数ではなく、陰謀に巻き込まれ殺された人たちの数だったというのが正解だったよう。
諸悪の根源は政子にある?
元を正せば、全ての始まりは政子が頼朝と結婚したこと。
そのせいで坂東の田舎侍で仲の良かった一家が、政にまつわる権力争いに巻き込まれていったのでした。
政子が頼朝と結婚しなければあのまま平穏な日々が流れていたのに・・・
とはいえ、政子も自分の子供を全て失ってしまったわけで、複雑だったことは確かですよね。
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心のよりどころとなったキャラたち
次々と御家人たちが命を奪われていく中で、オアシス的存在だった人たちがいます。
私が癒しと感じていた2人を紹介します。
物語前半では笑えるシーンが多かったのに、後半はミルに耐えがたいシーンが多くなりました。
そんな中で彼らの存在に救われていました。
「トキューサ」こと北条時房
義時の異母兄弟である北条時房は、確か後鳥羽上皇に突如「トキューサ」と呼ばれたことからそれが定着してしまいました。
2代目鎌倉殿の頼家から教わった蹴鞠が得意で、後鳥羽上皇と張り合えるほどの腕前でした。
どこか抜けていてそれが可愛らしくて、みんなからいじられる愛されキャラ。
緊迫したシーンや殺戮シーンが多い中、彼が登場するとホッとしました。
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正義と優しさでできている北条泰時
常に父とは逆のことを考え、自分の意見に自信を持てないこともしばしばありましたが、立派に成長した泰時。
彼は奥さんにも頭が上がらないんですよね。
頼りなくも感じますがやるときはやる人で、最終回でも京へ攻め込む際には頼りになる総大将として活躍してくれました。
彼も抜けているところがあるものの、愛嬌に欠けていると言われていましたね。
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スピンオフドラマ希望
今、激しい「鎌倉殿ロス」となっている人は多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。「全話録画すれば良かった」と。今でも頭の中でテーマ曲が流れています。
そういえば「真田丸」のときにも同じことを考えていた気がします。
義時が死んだことで「鎌倉殿の13人」は終わってしまいましたが、その後が気になる人たちがいます。
そこで私としてはスピンオフドラマを強く希望!
その後を描いて欲しい人物は、先に挙げた北条時房、北条泰時のほかに北条政子。裏切りに裏切りを重ねた三浦義村も気になります。
ぜひなんとか実現してもらいたいものです。
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