95は単なる若者群像劇ではないかも

テレビ
画像出典:テレ東「95」
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テレビ局は春の改編時期とあって、長年続いた番組が終わったり新しい番組が始まったりと大忙し。

改編って半期に一度あるものの、年度が変わる春の方が大幅な変更が見られますよね。

そんな中、新しいドラマもちらほら始まってきました。

この春のドラマ、個人的嗜好としてはテレビ東京や深夜ドラマに興味をそそられるものが多いのです。

このドラマもそのひとつ。

テレビ東京開局60周年を謳った肝入りのドラマなのでしょうか。

あのドラマを思い出させる世界観

雑踏が映し出され、宮藤官九郎作品「池袋ウエストゲートパーク」を彷彿とさせるような始まり方。

似た感じのドラマかな?と思わされます。

I WGPではトラベルシューターにされた主人公が池袋でたむろする少年たちに起こる事件やトラブルに首を突っ込まざるを得ない状況になるという設定でした。

決して自らの意志で関わるわけではない、決まり文句「めんどくせえ」と言いながらも解決の意図を手繰っていくのです。

一方、「95」では主人公は高校生

とても高校生活を楽しんでいるようには見えず、屈折感を漂わせています。

「何かしなきゃいけないんじゃないか」と思いつつも行動できずにいる自分への腹立たしさ。

tama
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まだ高校生だけどね

そんな主人公が同級生たちのあるグループに仲間入りすることになって、いろんなことに巻き込まれていくのでしょう。

冒頭で拳銃を手にした主人公が仲間に銃口を向けているシーンが流れますが、単なる仲間割れではなさそうです。

まあおいおい明かされていくのでしょう。

舞台は1995年

1月期に大ブームを巻き起こした「ふてほど」の流れを受けているのか否か、このドラマの舞台は1995年の東京

当時の流行ファッションや、ヒットソングが流れるのですが、ストーリーの中ではその頃世間を震撼させた”地下鉄サリン事件”が第1話のキーとして取り上げられていました。

tama
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あの事件は怖かったなあ

キャストも豪華

主人公である広重秋久を演じるのは昨年「だが、情熱はある」での演技が素晴らしかった高橋海人。

彼は屈折した若者を演じるとうまいなあと感じていたので、まだ1話しか見てませんが、今回も適役に思えます。

彼をあるグループに巻き込むのが中川大志。シリアスからコメディまで幅広く演じ分けできる実力の持ち主。

今回もミステリアス感を漂わせリーダーの風格もある役どころ。脇役でも類まれな魅力を放つ役者のひとりだと感じるので、存在感ある演技で魅せてくれるのではないでしょうか。

そのほか、グループ内には細田佳央太や松本穂香、関口メンディや犬飼貴丈が名を連ねます。

tama
tama

関口メンディが高校生って・・・
高校生役多いけど、犬飼貴丈は一体何歳なんだ?

大人になった主人公を演じるのは安田顕。雑誌の取材を受ける彼の回想で物語が始まることにも理由がありそうです。

今後に期待!

まだ始まったばかりですが、きっと夢中になっていくのではと思わされるこの作品。

当時の出来事をリンクさせながら物語が進んでいくのだと知れば、思い出して懐かしさを感じつつ楽しめそうです。

グループのメンバーたちがどう絡み冒頭のシーンに繋がるのか楽しみです。

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