1月から始まったTBS系列日曜劇場のドラマ「さよならマエストロ ~父と私のアパッシオナート~」はダメダメオーケストラを立て直す指揮者が主人公。
昨年の同時期に似たようなシュチュエーションのドラマが放送されていたことから「内容が被る」「二番煎じ」などの酷評も聞かれます。
ですが、私はこれまでのドラマとは一線を画する設定がいくつかあると思っています。
どんな話?
”ある事件”というのが鍵になっていくのでしょう。この事件以来、娘は父を毛嫌いし徹底的に避けています。
何かが掛け違えているのだと思うのですが・・・どうやら音楽が絡んだ事件のようです。
この投稿をInstagramで見る
主人公の性格が違う
例えば「リバーサルオーケストラ」の常盤や「のだめカンタービレ」の千秋は性格がドSでした。
ところが今回の主人公である夏目は温和で優しくいつも笑っている印象が強い人です。
千秋や常盤は「違う!」「もっとこうだろ!」と言った高圧的な態度で団員たちをビビらせていました。
夏目はできない人に対してその人にわかりやすいよう、その人が興味をそそる別のものに例えて丁寧に教えてくれます。
しかも腰が低い!「すみません」「続けてください」などとても紳士的なのです。いつも前向きで笑顔が絶えないのもいいですね。
夏目が作曲家のことを尊敬の意を込め「〜先生」と呼ぶのも独特で面白いです。
夏目はバツイチ目前、子持ち
今まで指揮者を描いた作品では、独身であることが大半でした。
夏目は既婚者ですが離婚の危機に面しており、2人も子供がいるのです。
その一人である長女とは何やら過去に二人の関係を壊す何かがあったようで、その関係を修復していくのもこの作品のテーマです。
この投稿をInstagramで見る
妻の企みも・・・
自分が海外へ仕事で赴任するからと夫を帰国させた妻ですが、実は何やら事情があるようで・・・
これまでの放送では、彼女の考えが明らかになってきています。
- 自分が家事の一切をしていたことで、いい歳になった子供たちが何もできないから、この機会に自立してほしい
- 壊れてしまった夫と娘の関係を修復する機会になってほしい
こういった理由で海外に行くとの嘘をつき、夫を呼び寄せたのです。
でも、理由はほかにもありそうですよね。
夫婦間の距離も縮まるといいのですが。
料理下手な主人公
結婚していた時には家事一切を妻に任せていた夏目は、家事の中でも料理が全くダメ。
レトルト食品でも調理に失敗してしまうほどの料理下手です。
パンケーキを焼こうものなら見るも無惨な姿の「パンケーキになるはずだった屍」ができあがってしまいます。
\もうすぐ #さよならマエストロ/
音楽以外のことは何もできない
おうちのマエストロ🫠
それでも頑張る姿にご注目を🍳俊平さん
セットにあったこのモモンガちゃんが
気に入ったみたいです🫰放送中に見つけたら
教えてください😚✍️さて、いよいよ始まります
感想もお待ちしています✍️#西島秀俊… pic.twitter.com/znj9Bs3r0J— 【公式】さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~《日曜劇場》 (@maestro_tbs) January 14, 2024
その惨劇の舞台となるキッチンは
ウッドワンが手がける無垢の木キッチンはファミリータイプの木の扉キッチンで気の温かみを感じられます。
暮らしに馴染んで長く愛される家具のようなキッチンは、木目が繊細でやさしく落ち着いた雰囲気。
まるで夏目家の再生を優しく見守ってくれているようです。
やはり演奏シーンは圧巻
オーケストラを描いたドラマの醍醐味といえば演奏シーン。
このドラマも例外ではなく、1月28日放送分では屋外で演奏する青空オーケストラの模様が描かれていました。
今後、練習シーンは演奏シーンも増えていくものと思われます。
どんな題目が演奏されるのかも注目ですね。
コメント