回が進むにつれ、あれもこれも全てが伏線に見えて仕方がないドラマです。
まず、これまでにわかったことを整理してみます。
目次
①誤送金の犯人は経理の太田さんだった
実行犯は太田さんですが、彼女はその世界では有名なハッカー。自らの意思ではなく、組織に脅されて仕方なく、丸菱のPCを細工していたのでした。
②同期の山下はTENTに繋がっていた裏切り者!
乃木と同期で社内では信用のおける人物だった彼が実は、テロ組織のTENTの一員で、太田をこの上ないくらいの残虐なやり口で引き摺り込んだことがわかりました。
③TENT首謀者は死んだと思っていた乃木の実の父だった
度々乃木の夢に出てくる、両親の映像。彼は、何らかの事件に巻き込まれて両親が死んだと思っていたのですが、父親(演:林遣都→役所広司)だけは生きていたのです。
しかも世界を巻き込む渦の本命であり首謀者であることがわかりました。初回で彼を「父さん」と呼んでいた二宮和也と乃木は兄弟のようです。
④やはり「別班」だった松坂桃李そして乃木も
登場が待たれた松坂桃李はやはり別班の人間でした。
同じくメンバーである乃木の部下として彼をサポートしているようです。これまでの動きからその優秀さが見て取れます。
乃木はおそらく「F」という別人格が実践を、乃木本人が座学を担当し、別班に入ったのではないでしょうか。
まだまだ疑わしい伏線がいっぱい
ネット上では考察合戦が白熱しており、中でもよく気づいたなと思ったのは、「これまでの裏切り者は全て「黄色」関連のものを持っているらしい」という事実。
これまで裏切ってきた人を見てみると、山本は黄色のネクタイを、TENTのメンバーだったGFL社のアリは乃木に迫られTENTを裏切った際、最後に乃木に黄色のメモを渡していました。
最も信頼できそうなあの人も?
とすると、気になるのは黄色の帯を身につけているドラム。
考えてみれば優秀過ぎるし、常にどちらの動きも把握できるなんて常人のなせる業ではありません。
彼が裏切り者でTENTのメンバーだった・・・なんて事実が判明したら泣いてしまいそうです。
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ドラムが唯一の癒しだったのに・・・
初回を見直してみたら・・・
これまで判明した事実をもとに見直したら違う見方ができるかと、改めて初回を見直して思ったのですが、やはりアディエルとジャミーンの母親はTENTメンバーだったのではないかということです。
最後のシーンで乃木の父親が「ジャミーンをまた1人にさせてしまった」と言っています。「させてしまった」というのが引っかかるのです。
しかしアディエルは組織を抜けたいと思っていて、最後に薫に託したのではないでしょうか。
薫は彼がTENTに関わっていることを知りながら、そこからジャミーンを守ろうとしているのではないかと思います。
薫も組織の一員で逆にジャミーンを利用すべく助けとも考えらるか
黒須は本当に味方なのか?
そして、時々すごく冷たい目をする黒須も気になります。彼は本当に味方なのか・・・公式サイトでは「キーマンになる存在」と発表しているだけに、単なる乃木の部下ではないような気がします。
考え過ぎでしょうか・・・
細部まで伏線が張り巡らされていて、どれが嘘でどれが真実か、ここまできても予想がつきません。
警察官だった乃木の父は一体どうしてテロ組織を?もしかしたら彼の本当の目的は違うところにある?
脚本と演出の福澤さんによれば、今夜放送される第7話が「最も衝撃的な回」なんだそうです。
さあ、どんな展開が待ち受けているのでしょう。
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